2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴーン・ガール 感想

映画「ゴーン・ガール」を観ました。字幕版。 R15+。 年末の締めがこれでいいのか、という疑問はありますが、時間的な制約の兼ね合いとかなんやかんや。良い作品だとは思いますが、年越しに観るものでもなかったかなあ、とは思ってしまいます。ちょっと精神…

インターステラー 感想

映画「インターステラー」を観ました。字幕版。ネタバレ注意。 「ノスタル爺」を大真面目にやると、こんなに大掛かりになる、ということかしら。もしくは、「一千年後の再会」でもあるかもしれません。そういえば、ワームホールだか何だかでワープ的な空間跳…

アイカツ! 感想

映画「劇場版 アイカツ!」を観ました。原作未プレイ。 テレビシリーズほぼ未見。大スター宮いちご祭りのお話。アイドルさんがランキングで格付けされる世界の苛烈な生存競争のお話、かと思いきや、意外と和気藹々してました。「見た人が明日もがんばるぞい…

仮面ライダー大戦 フルスロットル 感想

映画「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル」を観ました。鎧武編、ドライブ編、鎧武&ドライブ編の3本立て。 鎧武編では、神さまになったコータさんのところに謎の宇宙人さんが攻めてきます。なんか、神さまといっても大したこ…

蒼穹のファフナー EXODUS 感想

「蒼穹のファフナー EXODUS」、第1話・第2話 劇場先行上映を観ました。前シリーズいちおう既見。SHIROBAKOはもちろん、年明けには外国の映画もあるようで、明日へ向かって「えくそだすっ」は流行なのでしょうかしら。以下、ネタバレ全開ですので要注意。 序…

毛皮のヴィーナス 感想

映画「毛皮のヴィーナス」を観ました。原作「毛皮を着たヴィーナス」は読んだのだか読んでないのだか記憶があやふやで。 たぶん未読なんでしょう。舞台劇と思われる「毛皮のヴィーナス」のオーディション風景から始まる、登場人物わずか2人というこぢんまり…

理想のヒモ生活 6 感想

渡辺恒彦「理想のヒモ生活」6巻、ヒーロー文庫web版未読。魔法が支配する異世界で王配となった、元・現代日本の社畜さんのお話。徹底して側室を拒んできたゼンジロウさんでしたが、雲行きが怪しくなってきました。政治的な駆け引きというのは、時に大胆な一…

エンタミクス新春特大号 感想

インドアエンタメ総合誌「エンタミクス」新春特大号、エンターブレイン「全国3000店の書店員と選んだコレ読んで漫画RANKING BEST50」WJ関係は置いておくと、目新しいのは「コウノドリ」でしょうか。 他のランキング的なアレではあまり見かけてない気がします…

画楽.mag VOL.5 感想

「画楽.mag」、VOL.5、ホーム社内田美奈子さんの新連載「サーキットワンダラーズ」、 あの「BOOM TOWN」の続編のようです。また読むことのできる幸せをかみしめます。コンピュータネットワークの仮想空間「BOOM TOWN」のその後のお話のようで、 「楽園追放」…

2015本格ミステリベスト10 感想

探偵小説研究会編著「2015本格ミステリベスト10」、原書房勢いで2つ目のランキングもの。入選作の評がけっこう量多くて読み応えばっちし。自分の好きなものが誉められているだけで嬉しくなるような、ぼくみたいな単純な人間にとっては、読んでるだけで幸せな…

○○○○○○○○殺人事件 感想

早坂吝「○○○○○○○○殺人事件」、講談社ノベルス表題の○に入る言葉を当てる挑戦状付きですので、巻末に書いてある答えが目に入らないように注意してください。事件としてはいたって素朴な、絶海の孤島に立つ館もの、の体。ただ、中盤のとある一言で、世界ががら…

超能力研究部の3人 感想

映画「超能力研究部の3人」を観ました。原作未読。 48とか46とかあのあたりは、あまり存じ上げません。以下、けっこう根本的なネタバレを書きますが、観賞前にどこまで情報を得ているかで受け取り方が変わってしまうタイプの作品だと思いますので、ご留意い…

Cool jewelries! 002 感想

「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 002」シンデレラガールズのクール属性5人によるカバー曲集。カバー曲については、原曲に対する思い入れだのなんだのと外的な補正もあったりするので、扱いが難しいというか、差がある感じもありますが、…

このミステリーがすごい! 2015年版 感想

「このミステリーがすごい! 2015年版」、宝島社未読の新作を発掘するためというよりも、既読の作品や作家さんの位置づけを確認するための作業のような感覚。主に、米澤穂信さんと麻耶雄嵩さんのことなわけですが。とくに麻耶雄嵩さんは「すごい」のは確かで…

このマンガがすごい!2015 感想

「このマンガがすごい!2015」、宝島社トップ10どころかトップ20、トップ50まで見ても、既読が数えるほどしかなく、ややもするとタイトルすら存じ上げない作品もある始末で、 わずかばかりの自尊心のようなものも崩れていきそうです。というか、振り返ると、…

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟 感想

映画「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」を観ました。イスカンダルまでおつかいに行った帰り道のお話。往路については前回の総集編(追憶の航海)の知識しか無いので、ガトランティスって誰じゃらほい、とか、バーガー少佐ってあんまり記憶に無い、とか、低次…

THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 感想

映画「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」を観ました。原作未読。 テレビシリーズ未見。たしか監獄ものっぽい映画以来だった気がします。 オープニングの墨絵っぽい動きが、すごい。太秦ライムライトもそうだった記憶ですが、ああいう墨絵の迫力ってのは、なんと…

ドラえもん+6 感想

藤子・F・不二雄「ドラえもん+」6巻、小学館てんとう虫コミックス1〜45巻に未収録の作品集。全集を未読の半端ものですので、こうして読んだことのなかったお話を手軽に読むことができるのはとてもありがたいです。単行本未収録とはいえ、既収録作品と比べて…

寄生獣 感想

映画「寄生獣」を観ました。PG12。 原作既読。 テレビアニメシリーズ視聴中。前後編の前編らしいです。人間に寄生して人間を捕食する謎の生物のお話。原作の記憶もだいぶ薄れていて、アニメ版も新鮮な気持ちで楽しんでいる身には、なんだかんだいっても、こ…

Fライフ03 感想

「Fライフ」03号、小学館藤子・F・不二雄ミュージアムガイドも読み応えありますし、いつかは行きたいと頭の片隅では思っているのですけれども、 (そういえば金魚屋古書店のFミュージアム巻の感想をまだ書いてなかった)、 なんといっても、主眼は「藤子・F…

進撃の巨人 前編〜紅蓮の弓矢〜 感想

映画「劇場版 進撃の巨人 前編〜紅蓮の弓矢〜」を観ました。原作中途。 テレビシリーズ中途。いや、驚愕しました。 こんなに凄いものなのか、と。これが覇権、これが社会現象。原作もテレビシリーズもなんとなく流し見で、あー、こういうのが今の流行なのか…

ゆるゆり なちゅやちゅみ! 感想

映画「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」を観ました。原作未読。 テレビシリーズほぼ未見。「なちゅやちゅみ」という発音を劇場の人に強要する、鬼か悪魔かちひろさんかというような題名で、 劇場のお兄さんがめちゃめちゃ言いにくそうにアナウンスなさってました…

このライトノベルがすごい! 2015 感想

「このライトノベルがすごい! 2015」、宝島社1位の作者さんですら、この作品が1位で大丈夫なのかと危惧する勢い。 (ぼくも没頭している読者の一人ではありますが。)おもしろいのは間違いないにしても、決して万人受けするような作風でもないわけで、他にい…