2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

TNGパトレイバー 第6章 感想

映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章」を観ました。 エピソード10「暴走!赤いレイバー」 以前のコンビニテロルの人による、外国製レイバー強奪暴走なお話。テロル&パンツァー。警視庁の白黒レイバーさん(この実写シリーズでもイングラムという名…

からかい上手の高木さん 2

山本崇一朗「からかい上手の高木さん」 2巻、小学館 となりの高木さんのお話。これを読みながらニヨニヨと身もだえてしまうのがくやしくて、この自分の内面をどうにか分析できないかと思うのですが、西片くんは自分を仮託するにはあまりに純朴すぎるし、高木…

ユリ熊嵐 1

原作:イクニゴマキナコ、作画:森島明子「ユリ熊嵐」1巻、幻冬舎先入観のおかげで「ウテナ」の焼き直しかな〜くらいの印象から読み始めたものの、(温室とか)、あれよあれよという間に不思議な空間に没入していきました。楽しい。自分以外の他人はみんな別…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 感想

渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」10巻、小学館進路選択とマラソン大会のお話。このお話は、奉仕部という謎部活が毎回舞い込んでくる依頼をはたそうとするような、あるいは難題を解き明かそうとするような、ある種の探偵もののような構造と…

テヅカ・イズ・デッド 感想

伊藤剛「テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ」、星海社新書個人的にこういった研究書は、学術的興味というよりも、マンガを読んだ感想を表記するための言葉を身につけたくて、読んでいる気持ちが強いです。本書巻末の参考文献一覧を見ても、その…

トワイライトささらさや

映画「トワイライト ささらさや」を観ました。原作未読。妻子を遺して先立った夫の人のお話。を通して、周囲の人々それぞれの、いろんな家族の在り方を描いている、のかもしれません。必ずしも満たされた家庭ばかりでなく、むしろ何かしら欠けている家庭ばか…

紙の月

映画「紙の月」を観ました。PG12。 原作未読。人妻さんが若いツバメに溺れるお話。と書くとまるでえろまんがみたいですね。実際、なにかのえろまんがで読んだことあるような錯覚を感じるくらい、えろいです。奉仕することに、誰かのために尽くすことに幸せを…

福福荘の福ちゃん

映画「福福荘の福ちゃん」を観ました。フクダさんのお話。ぼくのハンドル名からもお察しの通り、名前の面でも、体格の面でも、顔面の構造に関しても、親近感を抱かずにはいられない主人公のようでしたので、 少なからず他人ごとじゃなかろうと身につまされる…

楽園追放

映画「楽園追放 Expelled from Paradise」を観ました。人類が電脳世界「ディーバ」に移り住むようになった世界で、ディーバに侵入工作を試みる謎の存在を追いかけるお話。お話としては、わりかし伝統的な様式美のように感じます。個人的に、電脳的な心理戦よ…

黒執事 BoM 下巻

映画「黒執事 Book of Murder 下巻」を観ました。嵐で閉ざされたお館で発生した連続殺人事件の、解決編。執事さんってすごい。以下、ネタバレ。 うひゃひゃひゃひゃ。不謹慎ながら、ここまで笑えるとは思いませんでした。こりゃすごい。でも、自分が寡聞なだ…

新世紀エヴァンゲリオン14巻

漫画:貞本義行、原作:カラー、「新世紀エヴァンゲリオン」14巻(完)、角川書店完結しました。途中までは、あー「まごころを、君に」だな〜、あ、この辺ちょっと違う〜とか、フンフンフフーンな感じで読んでいましたが、 最後の最後で、わー、まじか〜、う…

神さまの言うとおり

映画「神さまの言うとおり」を観ました。R15+。 原作未読。だるまさんがころんだ、とか、かごめかごめ、とか、かんけり、とかで遊ぶお話。グロ注意。何の思い入れもなくあっさりばたばたと学生さんたちが亡くなっていきます。ひどいなあ、むごいなあ、とは…

俺スペース☆ダンディ

原作:BONES、漫画:活又ひろき「俺スペース☆ダンディ」、講談社テレビアニメ「スペース☆ダンディ」のコミカライズ。毎度おなじみの、ばか、ぼんくら、ぽんこつの3人が繰り広げる、壮大なお話です。BBPの3人とハニーさんスカーレットさんあたりまでは共通で…

日経エンタテインメント! 2014年12月号

「日経エンタテインメント!」 2014年12月号マンガ原作の実写映画化とかの特集。こうして成功した数字だけ並べられると、そりゃあ作り手側も原作ありを選ぶよなあ、みたいな。実際に映画館に足を運んでも、観客席の埋まり具合とか全然違ったりしますし。作品…

花宵道中

映画「花宵道中」を観ました。R-15。原作既読。江戸は吉原のお話。 悲しいお話です。原作の再現度としては、けっこう高いのではないかと思います。朝霧さん姐さんに咲く花とか、五文銭のくだりとか。年齢制限付きですので、描写もそれなりにあります。えろい…

運命の女の子

ヤマシタトモコ「運命の女の子」、講談社長編3編と表記されていますが、このページ数でも「長編」なのかしら。不思議。 個人的な印象としては中編くらいの感覚でした。 ・「無敵」各部品の集合体としては正統派な黒長髪の美人さんな要素のはずなのに、何故か…

花宵道中6【大門切手編】

斉木久美子(原作:宮木あや子)「花宵道中」6巻【大門切手編】、小学館原作(文庫版)既読。たしか、5巻の時には、この大門切手編が描かれないまま完結と謳われていた気がして、マンガ化されないのかと嘆いた記憶がありますが、 満を持しての、まさしく完結…

美少女の美術史

静岡県立美術館「美少女の美術史」へ行ってきました。11月16日まで開催。古代・近代絵画から、現代のマンガ、アニメ、フィギュア等に至るまで、日本美術において「少女」がどのように描かれてきたかを辿る展覧会でした。絵画のモチーフとして「少女」が描か…