からかい上手の高木さん 2
山本崇一朗「からかい上手の高木さん」 2巻、小学館
となりの高木さんのお話。
これを読みながらニヨニヨと身もだえてしまうのがくやしくて、この自分の内面をどうにか分析できないかと思うのですが、
西片くんは自分を仮託するにはあまりに純朴すぎるし、高木さんはただひたすらに得体の知れない彼岸の存在で、
読者である我が身の立ち位置がいまひとつ定位しにくいとでもいいましょうか。
俯瞰する神の視点だけでは、この身もだえるほどの感覚は得られない気がするのですが、いったいぼくは何に共感しているのかしら。
あ、3人組のお話もおもしろそう。