2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

真夏の方程式 感想

映画「真夏の方程式」を観ました。原作未読。 容疑者Xの献身はテレビ放送で観た記憶。夏休みの海を舞台にしたお話です。 おとなの身勝手に振り回されるこどもたちが重たいものを背負わされすぎていて、なんともいたたまれないです。 殺人トリックについては…

ジブリの教科書3「となりのトトロ」 感想

スタジオジブリ・文春分庫編「ジブリの教科書3 となりのトトロ」、文春ジブリ文庫 あいかわらず雑多というか幅広い内容です。 主な内容としては、時代背景と、美術について、でしょうか。 懐古ではない、とされつつも、個人の体験と重ね合わせた回顧になって…

攻殻機動隊ARISE1 感想

映画「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」を観ました。原作はなんとなく昔読んだ記憶あり。 映画「GHOST IN THE SHELL」は未見。入場特典は新聞「新浜日報」6月7日版と、「マニュアルブック」。 新聞は、劇中の事件を大まかにまとめてあるので、鑑賞前…

ジブリの教科書2「天空の城ラピュタ」 感想

スタジオジブリ・文春分庫編「ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ」、文春ジブリ文庫 あいかわらず雑多というか幅広い内容です。アフレコレポートやら制作現場のお話やら、作中に登場する機械の解説もあれば、鉱物としての飛行石の解説もあったり、大阪万博と…

少年ノート5巻 感想

鎌谷悠希「少年ノート」5巻、講談社 みのるお兄さんが美人さん。 性別が違ったらどストライクでした。この際、性別関係ないや、とか思うくらい。 うーむ、ベリーショートに弱い体質なのかしら。お父さんはまっちょさんでしたが、お母様の要素が強いのかしら…

(コミック版)獣の奏者7巻 感想

原作:上橋菜穂子、漫画:武本糸会「獣の奏者」7巻、講談社 原作既読。リランさん大暴れの巻。 王獣の真の姿が明らかになって、エリンさんは苦悩します。 これからますますたいへんなことになっていくかと思うと、つらくなります。真王陛下はやはり魅力的で…

こどものじかん13巻(完) 感想

私屋カヲル「こどものじかん」13巻(完)、双葉社 完結。大団円です。りんちゃんさんのその後はともかく、レイジさんに自覚がなかったのがびっくり。 渦中の人はそれだけたいへんだったということかしら。 それでもなんとなく救われたようでほっとしました。…

戦国妖狐11巻 感想

水上悟志「戦国妖狐」11巻、マッグガーデン ぐぬぬ、散人左道は未読なのです。ともあれ、山の神様がえろいです。油断したところも含めて。巻頭のこれまでのあらすじは嬉しいです。そんなお話だったのか〜、と。父と子、父と娘の在り方が、いい感じです。戦国…

ちはやふる21巻 感想

末次由紀「ちはやふる」21巻、講談社 名人位・クイーン位挑戦者決定戦予選、決着。表紙がある意味ネタバレですが、そんなことは気にならないほど、あいかわらずの熱量です。 原田先生熱い。クイーン側はわりかしさらっと流された感じで少し残念ではあります…

俺はまだ本気出してないだけ 感想

映画「俺はまだ本気出してないだけ」を観ました。原作未読。42歳にして退職、まんが家を目指す片親のお父さんのお話です。橋本愛さんが素敵です。あんなできた娘さんがいたらそれだけでも勝ち組でしょうに。それだけに、 ばったり。 びっくり。 どっきり。い…

俺の妹がこんなに可愛いわけがない12巻(完) 感想

伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」12巻(完)、電撃文庫 完結です。なんともまあ現実的な落としどころでありました。 やはり妹ものというジャンルは難しいものです。……、うーむ、難しい。 一般向けの限界ですかしら。年齢制限ものみたいなはっ…

奇跡のリンゴ 映画

映画「奇跡のリンゴ」を観ました。原作未読。リンゴを無農薬で育てるお話です。なんというか、観ていてつらくなるお話でした。 最終的に報われたからよかったものの、あれで報われなかったらほんと救いが無いなあ、とか。美談っぽくはなっていますけど、途中…

ジブリの教科書1「風の谷のナウシカ」 感想

スタジオジブリ・文春分庫編「ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ」、文春ジブリ文庫 「教科書」という表題ではありますが、どちらかというと資料集とか副読本という感じ。 解説・読解的な部分と、映画公開当時の資料集的な面とあります。映画「風の谷のナウ…

ハル 感想

映画「ハル」を観ました。人間そっくりなロボットさんのお話です。舞台は京都のようです。 飛行機が爆発したり、主人公ハルさんの過去が何やら荒んでいたりと、物騒な雰囲気もあります。とくに終盤の展開は唐突というか、え〜?、という感じです。 いやはや…

高校球児ザワさん12巻(完) 感想

三島衛里子「高校球児ザワさん」12巻(完)、小学館 完結です。気性が荒いザワさんもよいものです。 バレー部横田さんもいい人っぽいです。 ザワさんにばちこーんされたら、そりゃあ新たな感覚に目覚めるでしょうとも。 少し意外ではありましたが、良いエピ…

とめはねっ! 11巻 感想

河合克敏「とめはねっ!」11巻、小学館 書道部と柔道部を掛け持ちしていた望月さんが、柔道に専念するかどうか、という展開。難しい選択を迫られます。一方、大分から鎌倉へやってくる、ライバル一条さん。 いけめんさんは会話スキルも高くてすごいですね。 …

バター!!! 6巻(完) 感想

ヤマシタトモコ「バター!!!」6巻(完)、講談社 完結です。 おれたちのたたかいはこれからだっ。題名の由来はやはり人種差別だかなんだか言い掛かりをつけられて姿を消したお話からのようでした。それにしてもネット動画は怖いです。 先生方が親身になってく…

言の葉の庭 感想

映画「言の葉の庭」を観ました。雨の日に公園でビールを飲んでるお姉さんと、靴職人を目指す少年のお話です。お姉さんはそれほど肉感的なわけではありませんが、それでもなんとなくそこはかとなくえろすを醸し出しています。困ったものです。お姉さん視点と…