2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

獣の奏者・I闘蛇編/II王獣編

上橋菜穂子「獣の奏者・I闘蛇編/II王獣編」(講談社文庫)を読みましたNHK教育放送五十周年記念番組としてアニメ版も絶賛放送中のお話です。各巻の副題にもなっている闘蛇、および、王獣という、架空の生き物が、国家の根幹に深く根付いている世界で、異端…

小学6年3組/淫漫姫

みつどもえが好きでしょうがない隊「小学6年3組」、および、たまご酔拳「淫漫姫」を購入しましたともに、この夏のC76にて頒布された同人誌が、ショップ委託されたものです。 「小学6年3組」は、サークル名のとおり、週刊少年チャンピオンにて大絶賛連載中の…

神の守り人

上橋菜穂子「神の守り人」上・来訪編、下・帰還編(ともに新潮文庫)を読みました前巻にあたる「虚空の旅人」と同時期のお話でしょうか。今回は、シンタダン牢城で起こった不可解な虐殺事件を発端として、ロタ王国を揺るがす騒動に、女用心棒のバルサさんと…

中庭の出来事

恩田陸「中庭の出来事」(新潮文庫)を読みましたややこしいミステリです。 「中庭」を舞台にしたやりとりが三通り、 1, 「中庭」にある喫茶店での、女性二人のやりとり、および、事件、 2, 同じ「中庭」の喫茶店で開催されたパーティーで起きた事件、 3, 別…

獣の奏者エリン

今、たまたま、放送されていたのを視聴できたわけですが…リランが食べた!ということで、ちょうど現在進行形で読んでいる、原作講談社文庫版の2巻冒頭あたり、お話としてはひとつの山場でした。 で、このアニメ版、原作を読んでみると、原作とはずいぶんと違…

ちはやふる1〜5

末次由紀「ちはやふる」1〜5巻(講談社)をようやく読みました今さら説明の必要もないくらい評判の高い、競技かるたのお話です。まさにスポーツもの!といわんばかりの圧倒的な熱量で、『まぶしいほど一途』に、過酷な勝負へと向かって行く姿に、ただただ胸…

ファイアボール

ファイアボールのDVDが届きましたファイアボール本編全13話に加えて、新作アニメーション「メイキング・オブ・ファイアボール」他、貴重な映像が収録されている上に、 「忠実な執事」ペーパークラフトと「謎のお猿」プラモデルが同梱されていて、 さらに、特…

1/1ガンダム

見ました。 でっかいです。

ダ・ヴィンチ 9

本とコミックの情報マガジン「ダ・ヴィンチ」9月号を購入しました「はじめてのGL」特集目当てです。ぼく自身がまだまだ初心者ですので、たいへんありがたい企画です。とはいえ、「はじめての」と題されているわりには、 まったく知らない人に向けて、という…

破(3回目)感想

ちなみに、続けてヱヴァ破3回目も観賞したのですが、非常に疲れますので、連戦はおすすめ致しません。加持さんとのスイカ畑で、TV版でのお泊まりイベントとスイカ畑をいっぺんに消化してたんだな〜、とか、 第8の使徒(旧サハクィエル?、墜ちてくるやつ)…

サマーウォーズ 感想

細田守監督「サマーウォーズ」を観てきました。うん、実ににぎやかなエンターテイメントな作品です。なんというか、あまりに真っ当すぎて、言葉にするのが難しいのですが、笑って、熱血して、ちょっぴりホロッとなって、ニヤニヤしてしまうような、感じでし…

idea 336

デザイン雑誌「idea」336、(2009.9)号、誠文堂新光社の、 『漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン〈後編〉』が届きました〈前編〉では、あずまきよひこさんの「よつばと!」が表紙を飾っていましたが、 今回の表紙は村田蓮爾さんです。中身も、手塚治虫…

紫色のクオリア

うえお久光「紫色のクオリア」(電撃文庫)を読みました自分以外の、人間をはじめとする生物全般がロボットに見えてしまう紫色の瞳を持つ、毬井ゆかりさんと、 そのお友だちの、波濤マナブさんのお話です。・毬井についてのエトセトラ ・1/1,000,000,000のキ…

アイの物語

山本弘「アイの物語」(角川文庫)を読みました。 人類が衰退し、マシンが君臨する未来を背景に、女性型アンドロイドのアイビスさんが、「語り部」である「僕」に、ロボットや人工知能を題材にした架空の物語を読み聞かせる、という形式のお話です。第1話 宇…