ファイアボール

ファイアボールのDVDが届きました

ファイアボール本編全13話に加えて、新作アニメーション「メイキング・オブ・ファイアボール」他、貴重な映像が収録されている上に、
「忠実な執事」ペーパークラフトと「謎のお猿」プラモデルが同梱されていて、
さらに、特典として、「どうしてこうなった!」と言いたくなるような素敵な由緒正しい端末装飾品スクリーンセイバーまで付属しています。


ファイアボール」は、“いかにもとおい未来、ありふれた惑星にて”、
フリューゲル家のドロッセルお嬢様と、執事のゲデヒトニスさんが繰り広げる貴族の日常を、
ディズニーさんがCGアニメーション化したもので、
『これは、ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンにより2008年度に至るまでの期間で制作された「ファイアボール」という名称で一般的に知られる短編アニメーション全13話を収録したDVD、あるいは付属する立体物を可能な限り円滑に運搬するための、ありふれた素材による箱である。さらに、こうした箱の底面に、内容物すなわち、おもにアニメーションDVDが表現するところの他愛ないあらすじが書かれていたとする。例えば、本作「ファイアボール」は、宇宙海賊キャプテン・レジナルドとその仲間たちによる7つの銀河をまたにかけた冒険の記録であるといった具合だが、それは必ずしも間違いとは言い切れないが、同様に正しくもない。一般によく知られている事実だが、概ねの状況において、物事の本質というのはそれらが保有する見た目とは幾分か異なり、そして、われわれがよく知る未来は、巨大で、無機質で、なまあたたかい。』
と、外箱に書いてあるような作品です。

あるいは、
“無機、有機、全ての生命体から、
あらゆる劣等感を取り除き、
彼らが特別な理由が無くとも幸福感を抱くための、
一度も実行された事はないが、
史上もっとも残酷な軍事作戦─
あるいは、この世界と対峙する際に必要なテーブルマナー”
(書物「プロスペロ」における「ファイアボール作戦」に関する記述を引用)
というお話です。



本編の、ドロッセルお嬢様の瞳の輝きもくっきりはっきりと見ることができるお美しい映像も嬉しいわけですが、
何より、新作の「メイキング・オブ・ファイアボール」が素晴らしいことこの上ないわけです。

本編では描かれなかった、お嬢様の日常における意外な一面だとか、執事さんの苦悩っぷりだとかが偲ばれます。

古川登志夫さんや江川央生さんを新たに投入するという力の入りっぷりもお見事です。

宇宙海賊キャプテン・レジナルドのお話も観てみたいものです。



さて、忠実な執事ペーパークラフト、かなり部品点数が多そうなんですが、がんばって組み立ててみたいものです。

学生さんなら、夏休みの工作にもってこいですな。