2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

百舌谷さん逆上する

篠房六郎「百舌谷さん逆上する」1巻、(アフタヌーンKC)を読みました。いわゆる「ツンデレ」こと、「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティー障害」を患う小学生、百舌谷小音さんのお話です。 「ツンデレ」について言及する場合、しばしば視点が問題…

まんが

今週買ったものリスト。読んでも読み切れないような積み本の山は、幸せの証、なのかしら? 幸村誠「ヴィンランド・サガ」6巻 プラネテスに続いて「愛」ですね〜 篠房六郎「百舌谷さん逆上する」1巻 ツンデレさん。 悪趣味にも程があります。 小山宙哉「宇宙…

遠まわりする雛

米澤穂信「遠まわりする雛」(角川書店)を読みました♪古典部シリーズ四作目、短編集です。 「やるべきことなら手短に」<省エネ少年>折木奉太郎くんの信条であるところの、 『やらなくてもいいことなら、やらない。 やらなければならないことなら手短に。』 …

PIED PIPER / the pillows

the pillows の新アルバムです♪ハーメルンというと、笛吹き男さんよりもバイオリン弾きさんの印象の方が強いのは、某ガンガンの影響ですね。 01. PIED PIPERえと、歌い始めのところの、メロディーとギターのリズムがどうにもアンバランスに感じてしまうは、…

「C.M.B.森羅博物館の事件目録」8巻(講談社コミックス)

C.M.B.は4編。一つ目の「1億3千万人の被害者」 …これは、なんというか、痛烈な皮肉ですね。ぼくは、TVでニュースを見ることがわりと多いのですが、 時折、このようなイヤな感じを覚えることがあります。マスメディアの怖さ、ですね。『加害者だって人間…

加藤元浩「Q.E.D.証明終了」30巻(講談社コミックス)を読みました♪

Q.E.D.は、2編。一つ目の「人形殺人」では、人形がバラバラにされて、額にナイフまで刺されて、二階から突き落とされて『殺された』のが、事件の発端で、徐々にエスカレートして、4番目には実際に殺人に至ってしまいます。犯人の言動が不自然なところが多く…

クドリャフカの順番

米澤穂信「クドリャフカの順番 Welcome to KANYA FESTA!」(角川文庫)を読みました♪「氷菓」、「愚者のエンドロール」に続く、古典部シリーズ三作目です。前二作に渡って準備されてきた、神山高校の文化祭、通称「カンヤ祭」が、いよいよ開催されます。あとが…

狼と香辛料VIII 対立の町〈上〉

支倉凍砂「狼と香辛料VIII 対立の町〈上〉」(電撃文庫)を読みました。ロレンス、ホロ、コルの一行は、『狼の足の骨』の噂を追って、エーブから情報を得ようと、ケルーベの町を訪れました。ケルーベの町は、河口の三角洲に大きな市場が栄える港町で、 川を挟…

なかじ有紀「ZIG☆ZAG」8巻、白泉社

相変わらず、賑やかですね〜今回は、芽ちゃんが落着くべきとこに落着きました。スッキリと3組に分かれて、ここからが本題になっていくのかしら?

津田雅美「ノスタルジア」、白泉社

4作品収録の読切作品集、です。「ノスタルジア」は、殺人兵器だったアンドロイド・シリウスと、その『里親』となる警官・摂刈谷のお話。「恋愛は、普通。」は、男性に愛されまくりのかわいい男の子・李良と、『夜叉ヶ岳リング事件』以来引きこもっていた、黒…

諸星大二郎「栞と紙魚子の百物語」、朝日新聞社

先日のTVドラマも記憶に新しい、奇々怪々で摩訶不思議な栞と紙魚子シリーズ6冊目です。古本くんこと妖怪司書の十口木一くんやら、弁天様やら、モモタローやら、クダギツネ使いの管正一くんやら、新キャラが続々と登場してきました。管くんのお母さんのノリ…

竹本泉「てけてけマイハート」7巻、竹書房

(旧姓早坂)のぞみさんと吉田しげるくん夫妻は、お互いの実家を一週間ごとに行ったり来たりして暮らしていました。が、両家とも、道路が通ることになって、転居することになりました。で、せっかくなんで新築しましょうね〜ってことになったのですが…建築まん…

ユリイカ「特集*マンガ批評の新展開」

大きなお買い物の件はひとまず保留して…『ユリイカ』2008年6月号「特集*マンガ批評の新展開」です。 まだ読み掛けですが…最近読んでいる「テヅカ・イズ・デッド」や、先日読んだ「漫画をめくる冒険」の延長線上のお話が多いみたいなので、手を出してみまし…