2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

西遊妖猿伝・西域篇・第一回

「モーニング」No.47(講談社)にて、 諸星大二郎「西遊妖猿伝・西域編」連載開始/再開・第一回を読みました。 『「西遊記」を下敷きにした冒険活劇』で、『20年以上も前から描き継』がれてきた物語が、 『第二部「河西回廊篇」完結から11年余』の中断を経…

木村紺「からん」1巻、講談社

京都のお嬢様女子高柔道部を舞台にしたお話になるようです。主人公は、中学で京都2位の豪快な高瀬雅さんと、小柄でおとなしげで京舞の九条京さんの二人。この二人の出会いやら接触やらの場面で挿入される「予感」のイメージは鮮烈で、興味を引かれます。ま…

芦奈野ひとし「カブのイサキ」1巻、講談社

『どーゆーわけか?地面が10倍になった広大なこの世界では、ヒコーキがアシ代わり!』ということで、主人公イサキくんが名機「パイパー・スーパーカブ」を駆って空を飛び回るお話です。実は「ヨコハマ買い出し紀行」をちゃんと読んでいないので、設定面での…

志村貴子「放浪息子」8巻、エンターブレイン

帯が、端的に内容を表わしています。『ぼくたちの、けつだん。』そんなお話。 中学二年生に進級して、クラス替えで一波乱あったり、先生(ごめんなさい、敷居の住人読んだのに、覚えていません)が登場したり、なわけですが、 やっぱり軸となるのは、二鳥く…

金田一蓮十郎「ニコイチ」5巻、スクウェアエニックス

菜摘さんの弟さんをはじめとしたご家族の問題は、紆余曲折ありながらもなんとか一段落しました。いよいよ、ラスボスこと息子の崇くんへカミングアウトか、っというところですが、 その前の障害として、崇くんのお友だちの愛耶ちゃんが立ちはだかります。…ま…

竹本泉「さくらの境」4巻(完)、メディアファクトリー

『ぼんよりラブリーコメディ、最終巻』です。 ぼんより、百合風味。 連載では、別企画の同時進行で減ページとか諸事情があったようですが、 まぁ、ぼんよりなので。むしろ、お話がリアルタイムで進行していたことに、軽く衝撃を受けてみたり。そっかー、それ…

竹本泉「よみきりものの… 北国楽園」エンターブレイン

『よみきりものの…』シリーズの5巻目、です。あー、『アップルパラダイス』ネタとか、すぐにはわかんないです〜 『てきぱき』も『ルプ☆さらだ』もそれはさておき、収録作品は6編。 「流れていく」惑星間通信機では、惑星上で迷子になっても居場所がわからな…

畑健二郎「ハヤテのごとく!」17巻、小学館

THE END OF THE WORLD編、スキップ不能の強制ムービーだそうです。 アーたんさん、素敵ですね〜 ハヤ太くんは、いろいろけしからんと思います。

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」2巻、小学館

アイドルさんと図書委員さんのお話。 エルシィさんの活躍も増えてます。ゲームの世界のアイドルさんは、ほんとに進化が著しいですね〜 ヤンドルも素敵だと思います。 で、図書委員さんが大メイン属性の一つというのが初耳だったので驚きました。 具体例がさ…

久米田康治「さよなら絶望先生」第十五集、講談社

DVD「獄・さよなら絶望先生 上」付属の限定版です。 単行本は、 TPO、ゲッペルドンガーさん、地盤沈下、くくり、お祝い、イタコさん、本格的、絶滅危惧種、百物語、五日性絶望シンドローム、 あたりのお話でしょうか。 で、おまけなのか本体なのか、O…

加藤元浩「C.M.B.森羅博物館の事件目録」9巻、講談社

こちらは、前後編含めて4編。 「太陽とフォークロア」は、インカ帝国の黄金郷のお話。 「メタモルフォーゼ」は、マリア・シビラ・メーリアンさんという、 17世紀の女流画家で昆虫学者で実業家で冒険家な人のお話。 「死滅回遊」は、沖縄の海のザトウクジ…

加藤元浩「Q.E.D.証明終了」31巻、講談社

1月から、NHKでテレビドラマだそうですよ? 収録作品は2編。 「瞳の中の悪魔」 うーん、燈馬くんの言う理屈もわからないではないですが、 じゃあ、どうやってこれを作ったのかしら? って疑問が残りますね〜 最後の教授のお話は、手厳しい。 ぼくには手術さ…

RE-TAKE

きみまる(STUDIO KIMIGABUCHI)「RE-TAKE 全年齢版」第壱集〜第参集を読みました。 新世紀エヴァンゲリオンの同人誌マンガで、 成人向けだったものを全年齢版にしたもの、のようです。 以下、ネタバレ、バレバレで。 帯には、「エヴァ同人界初の『逆行系ス…

Fate/Zero 2

虚淵玄「Fate/Zero 2 王たちの狂宴」(TYPE-MOON BOOKS)を読みました♪ 全4巻のうち第2巻です。第1巻では、とにかくサーヴァントである英霊さんたちが、 にぎやかで華やかな活躍をしてくださっていたわけですが、 この第2巻では、人間様の側もそこそこ動き始…

Fellows! 2008-OCTOBER volume 1

エンターブレインの新漫画誌「Fellows! 2008-OCTOBER volume 1」(BEAM COMIX)です。森薫さんにつられて買っちゃいました。 困ったことに、森さんくらいしか知っている作家さんが載ってなかったりですが。 以下、各作品のネタバレ。 ★森薫「乙嫁語り」第一…

THE PREDATORS「牙をみせろ」

the pillowsの山中さわおさんと、 GRAYのベースの人、 ストレイテナーのドラムの人、 の3人によるバンド「ザ・プレデターズ」の第2弾CDです。 前作「爆音ドロップ」もそうでしたけど、全7曲と短めでお手軽サイズなんで、 ぐるぐるぐるぐる繰り返し聴い…

たなかのか「タビと道づれ」4巻、マッグガーデン

同じ一日を繰り返し続けている不思議な街に迷い込んだ、 女子高校生タビさんが主人公のお話です。青春迷走リリカルファンタジードラマだそうです。 繰り返しの核心部分に近づいたり、タビさんがちょっぴり前向きになったりな展開ですが、 今巻で一際印象的な…

施川ユウキ「12月生まれの少年」1巻、竹書房

こちらは、新作。 小学生の男の子、柊(シュウ)くんが主人公です。 想像力豊富な、やや無口な男の子でしょうか。幼なじみの女の子、葵さんが、にぎやかな感じで、 下手をすると柊くんよりも目立ってしまいそうです。あと、柊くんのお母さんが、天然なようで…

施川ユウキ「サナギさん」6巻、秋田書店

まったりほんわか空間、感動の最終巻です。読み始めたのが最近なので、残念ながら、他の方ほどの感慨はないのですが、 それでも、余韻の残る良い終わり方だったと思います。そして、この中から「バスよりもメロスよりも早く」を抽出するたまごまごさんのセン…

藤崎竜(原作小野不由美)「屍鬼」3巻、集英社

前巻から続く結城夏野くん編では、清水恵さんの死をめぐって、 徐々に真相へと近づいているようです。 一方、今巻では平行して、お医者様の尾崎敏夫さん編も展開されます。患者と直に接する立場ならではの、精神的な圧迫感、焦燥感が描かれると同時に、 室井…

T・Pぼん【スペシャル版】2

藤子・F・不二雄「T・Pぼん【スペシャル版】」2巻、潮出版社を読みました♪ 既刊に収録済みのお話ばかりですが。 「マラトン大会戦」 マラソンの由来となる故事のお話です。 紀元前からずっと走り続けてます。 「シンドバッド最後の航海」 えーと、ドラえ…

海野蛍「大人の手がまだ触れない」、オークス

こちらは年齢制限ありです。 マの字とそう大差あるようには思えないのですが… 6編の短編が収録されています。 「地上のすばる」 『廃墟と少女と入道雲』だそうです。 軍艦島って、あんまり知らないのですが。 「ロボットのゆりかご」 男性型ロボットが登場…

海野蛍「マは小悪魔のマ」、マンサンコミックス

「ファウスト」のメフィストフェレスを題材にした、悪魔っ娘の押し掛けものです。 年齢制限はありません。 基本的に王道に忠実なコメディですが、終盤のSFな展開は、作者の人の面目躍如です。 漫画ならではの、画面としてのインパクトがありました。

鈴木ジュリエッタ「神様はじめました」1巻、白泉社

「カラクリオデット」の人の新作です。 なんとなく、「かみちゅ」ちっくな設定ですが、もうちょっと異世界寄りですかね。 日常の学園生活とかが充実してくれていたほうが親しみやすいと思うのですが…

鬼頭莫宏「ぼくらの」9巻、小学館

カナちゃんや田中さんには申し訳ないのですが、 やっぱり、マチさん方面の事情が気になって仕方ありません。

美水かがみ「らき☆すた」6巻、角川書店

メインの4人が卒業してしまって、今後、どう展開するのか気になります。 おりじなるなびじゅあるとあにめーしょんも出たみたいですが。 某動画サイトのおかげで、すっかりみさおさんの虜です。

塩野干支郎次「ブロッケンブラッド」3巻、少年画報社

あいかわらず、「ユーベルブラット」との落差が激しいです。 芸能人生命の危機に立たされ没落していくアイドル・ノイシュヴァインシュタイン桜子ちゃん。 入れ替わるように登場する、美少女気象予報士のホーエンツォレルン楓ちゃん。 「警視庁・ガールズ・バ…

塩野干支郎次「ユーベルブラット」8巻、スクウェアエニックス

主人公ケインツェルの復讐の元となった、20年前の悲劇が描かれ、 復讐の対象である七英雄側の事情も徐々に明かされ始めました。 平和のために罪を背負う覚悟をしたグレン候と他の六英雄との温度差から不和が生じ、 遂にケインツェルの刃がグレン候に届きま…

大高忍「すもももももも」11巻、スクウェアエニックス

孝士どのが、いつの間にやら逞しくなってきました。 いろはちゃんには幸せになってもらいたいものです。

かぢばあたる「御剣ハルカ危機一髪」2巻、キルタイムコミュニケーション

「隔月刊コミックヴァルキリー」にて連載された、 読者アンケートの投票によって次話の展開を決定するゲームブック方式のお話、完結です。 ゴルフだの自転車だのが出てきたときにはどうなるかと思いましたが、 案外まっとうなバトルものに落ち着いた感じでし…