Fate/Zero 2

虚淵玄Fate/Zero 2 王たちの狂宴」(TYPE-MOON BOOKS)を読みました♪
全4巻のうち第2巻です。

第1巻では、とにかくサーヴァントである英霊さんたちが、
にぎやかで華やかな活躍をしてくださっていたわけですが、
この第2巻では、人間様の側もそこそこ動き始めます。

とくに目立つのは、女性陣。

アイリスフィールさん(人妻、子持ち)と久宇舞弥さん(独身)との共闘だったり、
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリさん(婚約済み)の下克上だったり、
遠坂凛さん(小学生)の正義感あふれる大冒険だったり、
遠坂葵さん(人妻、子持ち)の夫と子を思いやる気持ちだったり…

聖杯をめぐる大戦争の影で、女性たちの戦いも繰り広げられていたりいなかったり。

それにしても、幅が広いのかマニアックなのかよくわからない人物配置ですね〜

で、肝心の聖杯戦争は、というと…、
あら?
セイバーさんvsキャスターさん、くらいしか、
まともな戦闘はなかったかしら???

まぁ、本題は、
騎士王セイバーさん、
征服王ライダーさん、
英雄王アーチャーさんの三人の王による、聖杯問答なわけですが。

酒宴という形での一風変わった戦いではありますが、
各人の体現する王としての生き様は三者三様で、それゆえに、
我らがセイバーさんの掲げる理想の王道像を、
ライダーさんとアーチャーさんが二人がかりで粉々に打ち砕いてくださりやがります。

ここで示される、ライダーさんの最終宝具の、
あまりにも鮮烈で、豪快で、強烈で、眩いばかりに圧倒的なその姿は、
孤高の騎士王の背中に重く圧し掛かることになりそうです。

それはそれとして、この「Fate/Zero」におけるライダーさんの存在感は際立っています。

豪胆で自由闊達で、人間臭いというにはあまりに超人めいている、魅力あふれる存在として描かれています。

ライダーさんのマスターであるウェイバーくんも、
ただのヘタレではないことを示す才能の一端を見せ始めたので、
今後の展開がますます楽しみです。


…といっても、すでに中盤を過ぎてしまって、
これからどんどん悲劇の結末へと向かうことになるわけですが…