2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五百羅漢展

江戸東京博物館「五百羅漢展 増上寺秘蔵」へ行ってきました。 幕末の絵師狩野一信による増上寺秘蔵の仏画、五百羅漢図の展覧会です。全部で100幅に及ぶ、大きな仏画が勢揃いした様は、まさに壮観でした。 加えて、1幅1幅それぞれの迫力がものすごい。 1幅に…

手塚治虫のブッダ

映画「手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」を観ました 恥ずかしながら、原作未読です。ブッダと成る前の、シッダールタとしての半生を描いている、のでしょうけれども、 チャプラさんという、もう一人別に主人公格の人物を配置することで、お話はまった…

手塚治虫のブッダ展

東京国立博物館 本館特別5室「手塚治虫のブッダ展」に行ってきました手塚治虫の「ブッダ」原画と、同じモチーフの仏像・彫像などとが、並べて展示されているという、意欲的な展覧会です。「聖☆おにいさん」では、ブッダ本人が読んで感動しているほどの、手塚…

写楽

東京国立博物館 平成館「写楽」へ行ってきましたわずか10ヶ月程度の活動期間における、146点あまりの作品の、ほぼ全てが集まった展覧会です。 会場は2部構成になっていて、第1部では、時代背景であったり、写楽以前の浮世絵であったり、写楽と他の絵師との比…

連続殺人鬼カエル男

中山七里「連続殺人鬼カエル男」(宝島社文庫)を読みました刑法第三十九条に関するお話、だと思います。たしかにサイコでグロテスク、猟奇的で暴力的なお話でした。事前に騙されると言われて警戒していたにもかかわらず、単純な叙述トリックに引っ掛かって…

リューシカ・リューシカ 2巻

安倍吉俊「リューシカ・リューシカ」2巻、SEリューシカさんの日常的な大冒険のお話。 どうしても「よつばと」と比較してしまいますが、ずいぶんと独自性も出てきたのではないでしょうか。 幼児らしい観察眼と想像力の広がりが魅力かと。

侍ばんぱいや

おがきちか「侍ばんぱいや」太田出版お侍さんでばんぱいやなお話です。 掲載誌がエロティクスfなだけあって、えろす方面もばっちこい。 基本的にはコミカルで読みやすいです。 カムラ姐さんとかくのいちたみやさんとか、女性陣も素敵で、大満足

テルマエ・ロマエ 3巻

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」3巻、エンターブレイン平たい顔族との距離がますます縮まったルシウスさん。遂には、今までとは逆に平たい顔族へ技術を伝えることにも成功します。いやぁ、よかったよかった。

レンブラント展

国立西洋美術館「レンブラント 光の探求 闇の誘惑」へ行ってきました光と、闇と、レンブラント。です。昨日行った17世紀オランダ・フランドル絵画の中でも、代表格になるのでしょうか。本展覧会では、油絵などの絵画よりも、版画家としてのレンブラントに焦…

ヴィンランド・サガ 10巻

幸村誠「ヴィンランド・サガ」10巻、講談社ちゃんと挨拶のできる礼儀正しいトルフィンさん素敵。

フェルメールとオランダ・フランドル展

Bunkamuraザ・ミュージアム「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 シュテーデル美術館所蔵」へ行ってきましたフェルメールの数少ない男性の肖像画である《地理学者》を中心にした、 17世紀のオランダ・フランドルの絵画展覧会です。レンブ…

竜の学校は山の上

九井諒子「竜の学校は山の上」イースト・プレス 帰郷 魔王 魔王城問題 支配 RPG的な、魔王と勇者の物語。 の、ポスト的なお話。自分がすぐに思い浮かべたのは、「まおゆう」です。 「まおゆう」では、魔王と勇者が手を取り合って、新しい世界を切り開こうと…

攻殻機動隊3D

映画「攻殻機動隊SAC SSS 3D」を観ましたいろいろとタイミングを逸していて実は攻殻機動隊のアニメーションは初観賞です。原作は既読ですが、えろえろだったような記憶だけ……。 そんなわけで、3D映画です。自分はどうも3Dが身体に合わないようで、ついついウ…

鬼神伝

映画「鬼神伝」を観ました原作は未読です。平安時代平安京における、人と「鬼」との争いの中に、現代の京都在住の少年が巻き込まれるお話です。「鬼」の正体が肝で、おかげで複雑で答えの出しにくい問題に直面することになります。 が、 映画としては、巨大…

姉の結婚 1巻

西炯子「姉の結婚」1巻、小学館アラフォーの図書館司書さんといけめん精神科医のお話、なのでしょうか。とりあえずドクター真木の外観が、タイガー&バニーのバーナビーさんかと。それにしても、「カレカノ」のトナミくんもですが、 これだけの肉体改造がで…

これは恋のはなし2巻

チカ「これは恋のはなし」2巻、講談社大人トリオ、とくにサトミさんが素敵です。 パパさんもたいへんそうだなぁとか。

これは恋のはなし 1巻

チカ「これは恋のはなし」1巻、講談社31歳の小説家さんと10歳の少女のお話。 親方、空から女の子が〜、的な。 うらやましい反面、自分だったらどう対処したものか困るだろうなぁと、妄想の翼を羽ばたかせてみたりして。

青い花 6巻

志村貴子「青い花」6巻、太田出版進展しました。 うひゃあ。 ごろごろ。 経験値の差がどうなるか、ですかしら。

めだかボックス 10巻

原作:西尾維新、漫画:睦月あきら「めだかボックス」10巻、集英社江迎さん、蝶ヶ崎さん、と続け様に決着。 球磨川さん括弧なし。 安心院さんのこれで安心マイナス対策で、これで安心。

桜蘭高校ホスト部 18巻(完)

葉鳥ビスコ「桜蘭高校ホスト部」18巻(完)、白泉社大団円。 収まるところに収まりました。特別編のカルメンさんが素敵です。

ちょっと江戸まで 5巻

津田雅美「ちょっと江戸まで」5巻、白泉社ミシェルさん出生の秘密が明らかになり、大混乱。 お話が大きく動きました。それにしても、家享様も家和様も、素敵です。 優れた為政者というのは魅力的なものなのかしら。

神のみぞ知るセカイ 12巻

若木民喜「神のみぞ知るセカイ」12巻、小学館マッドロマンティストさんの巻。 理想に殉ずる姿勢は、それだけで胸を打たれます。一方で、お話は、女神を巡る新たな局面を迎えます。 なかなか衝撃的な引きですが、どうなるのかしら。

星を追う子ども

新海誠監督の映画「星を追う子ども」を観ました地下世界「アガルタ」を巡る、ガール・ミーツ・ボーイな大冒険、 さよならを知るための旅、です。以下、観賞予定の方に影響が無い程度の配慮はするつもりですが、念のためご注意ください 自分は、事前に得た先…

ヘンリー・ダーガー展

ラフォーレミュージアム原宿「ヘンリー・ダーガー展アメリカン・イノセンス。純真なる妄想が導く『非現実の王国で』」へ行ってきました以前の展覧会のときの感想は ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語─夢の楽園 - 思い出の小箱の隅。 2007年、4年近く…

シュルレアリスム展

国立新美術館「シュルレアリスム展-パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による-」へ行ってきましたいつもながら、「シュルレアリスム」という運動については難解で、よくわからない面が多々あるわけですが、 そのような複雑な背景があってこそマグリットやダリ…

Fate/Zero 3

虚淵玄「Fate/Zero 3 王たちの狂宴」(星海社文庫)を読みましたフェイトゼロにおける最大の見せ場とも名高いのが、今巻における「聖杯問答」です。騎士王、征服王、英雄王の三者が、酒杯を手に、それぞれの王としての在り方を誇示し合うのです。王とは何か…