映画バクテン!! 感想

映画バクテン!! を見ました。

2022年7月9日、シネシティザートにて。

テレビアニメシリーズ未見。

 

すごかった。

 

アイドルもののコンテンツやvtuber さんあたりを見るようになってモーションキャプチャーの映像はだいぶ身近になってた気はしていましたが、こんなに大人数で飛んだり跳ねたりしてるのを見るとなんとも大迫力でした。

アイドルものの歌って踊ってとはまた別の種類の身体性というか。歌ったり踊ったりという点では、画面の中のCGキャラクターでも十分に魅力的だと思う反面、たまに実写のアイドルさんを見ると画面越しではあってもやっぱり生の躍動感みたいな部分はまだまだCGでは表現しきれていないようにも思えたりしていたのですが、ここまでぐりぐりと人物もカメラワークも動き回って、照明とか映像的なエフェクト演出も華やかで。

キャラクターボイスでも通常のセリフと歌とで二人一役で演じることがあるみたいに、あるいは特撮もののスーツアクターさんみたいに、一対一の関係だけでなく役割を分担する方向にもまだまだ未来はあるのかもしれないとか思ったりしました。

 

お話のほうは、主人公含めてフレッシュさと才能を併せ持ったような1年生と、有能で頼れる先輩3年生との間に挟まれた、そこまで能力面が優秀というわけでもない2年生の苦悩のようなものは、別に本作の主題ということでもないのでしょうけれども、3年間の高校生活というシステムと物語の相性のよさを感じたりしました。

(ビジュアルからなんとなく宮城りょーちんを連想しちのもあるかも)