シュルレアリスム展

国立新美術館シュルレアリスム展-パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による-」へ行ってきました

いつもながら、「シュルレアリスム」という運動については難解で、よくわからない面が多々あるわけですが、
そのような複雑な背景があってこそマグリットやダリの作品があるのかと思うと、
やはり文脈はしっかりと把握しておきたいものだとも思うのでした。

現実を超えるための挑戦の軌跡とでもいうのでしょうか。

甘美な死骸はうんぬんかんぬん。
やっぱりよくわかりません。



展示作の中では、ドロテア・タニング「かくも幸福な絵画」という作品が印象的でした。
作品背景への下世話な興味もありますが、画面を大きく覆う白いヴェールに、「幸福」を感じたように思います。




そんなこんなで六本木まで出掛けたというのに、地下鉄の駅から直結という利便性はさすがだと思いつつ、周囲を散策することもなく直行直帰というあたりに、我ながら面白みの無さを痛感してみたりするのでした。