Q.E.D.は、2編。
一つ目の「人形殺人」では、人形がバラバラにされて、額にナイフまで刺されて、二階から突き落とされて『殺された』のが、事件の発端で、徐々にエスカレートして、4番目には実際に殺人に至ってしまいます。
犯人の言動が不自然なところが多くて、犯人当ては易しい部類だと思いますが、
途中に挿入されるピュグマリオンの挿話が、良いアクセントになっています。
で、冷静な人ほど、人型ロボットには懐疑的なものですよね〜、というのが結論でしょうか。
二つ目は、「犬の茶碗」。
催眠商法を相手に、騙しとられた150万円を取り返そう、というお話です。
お金の話は難しいですね…