ゴーン・ガール 感想

映画「ゴーン・ガール」を観ました。

字幕版。
R15+。



年末の締めがこれでいいのか、という疑問はありますが、時間的な制約の兼ね合いとかなんやかんや。

良い作品だとは思いますが、年越しに観るものでもなかったかなあ、とは思ってしまいます。

ちょっと精神的に引きずりそうです。

若者の結婚離れが叫ばれる昨今、こんなお話ばっかり見てたらそりゃあ結婚に対する幻想なんて打ち砕かれて、忌避したくもなろうってなもんです。

結婚生活を維持するためにはお互いを思いやる気遣いとある程度の欺瞞が不可欠、というのは、ひとつの側面としては真理なのかもしれませんけれども、そんなもんできることなら回避したい。

特に、一般家庭の些細ないざこざをおもしろおかしく報道するテレビ的なマスメディアの恐ろしさときたらもう。

まだまだ、テレビ的なマスメディアの権威は衰えず、でしょうか。

この茶番がひどい、みたいなランキングがあったらいい線いくのではないかしら。



ネタバレになりますが、あのとばっちりはあまりにも不憫。
あんなん浮かばれないですわ。

NTR方面のえろまんがとかで扱われても不思議でなさそうな題材かもしれないなあ、とか思いました。