ナイトクローラー 感想
映画「ナイトクローラー」を観ました。
字幕版。
テレビのニュース番組で放送するための映像を撮影する人たちのお話。
最近ではTwitter とかのSNS を介して一般市民からも情報が提供されるようで、専門職のプロフェッショナルになろうとしたらより過激さを要求されるのかもしれませんけれども、
いやはやともかく、その道の踏み外しっぷりがすさまじいです。
こういう人たちがしにものぐるいで撮影した映像を、お茶の間で気軽に楽しんでいるのかと思うと、マスメディアってすごいなあと思います。
そういえば、向こうのニュース番組では、過激な映像を流す前に、「これから過激な映像を流すから見るか見ないかは自分で判断してね」と申し訳程度の警告を入れるんですね。
さすがです。
けど、その後から見始めたら、(そこから点けたり他のチャンネルから移ってきたり)、その警告は届かないですよね。
この前、NHK で放送していた戦争番組で思いっきり血まみれだったり大ケガしてたりといった映像ががっつり流れていましたけど、心の準備ができていない状態でアレを見てしまったのはけっこうキツかったです。
嫌なモノからは目を逸らして生きていきたい。
閑話休題。
少し前にあったような海外のおもしろニュースをまとめて流すような番組で時折カーチェイス事件の映像があって、大抵はヘリコプターなりで上空から撮影した映像でしたけれども、アレが、逃走する車を真後ろから追尾する映像なんかあるとしたら、そりゃあ話題をかっさらえることでしょうともよ。
頭文字D でとうふ屋さんと走り屋さんとのレースを真後ろで追いかける兄弟がカメラを持って撮影しているようなものですものな。
臨場感とかはんぱない。
いやあ、すごい世界です。