機動戦士ガンダムTHE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 感想

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN V 激突 ルウム会戦」を観ました。
9月3日、横浜ブルク13にて。
原作未読。

見ながら、この感覚をつい最近別のところでも味わったような気がしていましたが、映画の「関ヶ原」でした。
大まかにどういう出来事があったのかなんとなく知っている程度のぼんやりした知識を、丹念で緻密な等身大のドラマによって肉付けされていくような感覚。
こういうのが映像化作品の醍醐味かしら、なんて思ったり。

エピソードとしてはわりと細切れにあっちゃこっちゃと視点が移動さて、開戦前夜から直後くらいの時期の各方面の反応を見るような感じでしょうか。

シャアと黒い三連星だったり、ランバラルだったり、アムロレイ周辺だったり、セイラさん周辺だったり。

ドズルザビ殿下もけっこう印象的でした。
軍隊を率いる将としての姿だったり、娘を愛する父親としての姿だったり。

落とされたコロニーの住人の生活だったり。

戦争というのは衝突している1箇所だけの、戦場だけの問題ではなくて、いろんなところに飛び火したり影響を及ぼしたりするんだなあ、とか。
過激な人たちが反対陣営の一般国民の人たちを襲撃したりとか。
おそろしい。


*

余談ですが、
上映前の予告編がマジンガーZにヤマトにタツノコヒーローズにゴジラルルーシュエウレカ
こんな顔ぶれに割って入る中二恋とユーフォ。
なんか、そうそうたる面々でした。