ドラえもん 新・のび太の大魔境(2014) 感想

映画「映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜」を観ました。

原作既読。
旧作は観たかもしれませんがあまり覚えていません。

地球最後の秘境を求めて、アフリカの奥地を大冒険するお話。
この、胸が躍るようなドキドキワクワク感がたまりません。
国家規模の争乱でありながら、あくまでも子どもサイズというさじ加減が、すばらです。

「大魔境」固有のおもしろさとしては、やはり、今なお地球のどこかには秘境が残されているのではないか、そこにはヒトとは異なる進化を遂げた文明があるのではないか、という知的探求心にありましょう。
ぐーぐるまっぷ等々、衛星写真がこんなにも身近になった今、改めて、秘境を探すという地道な作業の途方もなさを感じます。

旧作の記憶が無いので比較はできませんが、カミナリさんがアレを燃やすのではなく、ぶつ切りにして粗大ゴミというのは、現代ならではの改変でしょうか。

サベール隊長がえらくかっこいいと思ったら、小栗旬さんなのですね。
かっこいい人は声までかっこいい。
その他、芸人さんっぽい人もちらほらいましたが、まあ賑やかし程度なので別にどうということもなく。
挿入歌は武田鉄矢さん作詞のものではなかったっぽいですが、どうなのかしら。

ともあれ、やはり「10人の外国人」のパラドクスはややこしいです。

大長編ドラえもん (Vol.3) のび太の大魔境 (てんとう虫コミックス)

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