映画ドラえもん のび太の宝島 感想

映画「映画ドラえもん のび太の宝島」を観ました。
2018年3月24日、川崎チネチッタにて。

・お父さんとお母さんの関係がエヴァみたいとか思ってたらヱヴァ破でした。みたいな
・まさかのドラえもん綾波
・量産機の中で魂が宿ったのは1体だけだったと見立てるならあながち遠からずなのかしら(今回の映画の内容からは脱線しすぎ)
・本編では玉子ママよりもノビスケパパのほうがおいしい役割でしたけど

結婚前夜のあのセリフを転用するのはファン向けのサービスではあるのでしょうけど、あざといというよりもなんだか安直に感じてしまってあんまり好かない。

・パパとの関係性との対比なら苦労みそとかお金がいらない世界の話とかを引っ張ってくればいいのに、みたいな(めんどくさいオタク)

・題材とかパパに着目したところとかはとても良かっただけに、肝心の部分が結婚前夜からの転用というのは、F先生リスペクトではあるにしても、なんかちょっと興ざめしてしまった気がします。
・個人的な思い入れが強いためにあんな使い方をしてほしくなかったという単なるワガママです。



早見沙織さんだとはわからんかった
・声質だけに注意していればもしかしたらわかったのかもしれませんけれども、役柄が、早見沙織さんに対してぼくが抱いていたイメージとかけ離れていた気がします。
・この前にぷりきゅあさんではーちゃん先輩を見ていたのが余計にかもですが
・見る側としては「この人はこういうタイプ」みたいな枠にはめて見てしまいやすいのですが、演じる側の方々はそういう枠にとらわれずにいろいろ挑戦して枠を広げていくからすごいなあと敬服します。

・ああいう髪の毛の色で赤と緑が混ざってるキャラクターってどんな人がいましたっけ
・見たことある気がするのに思い出せなくてモヤモヤする



出木杉くんかわいい
・冒頭らへんでのび太さんが走っていったときに通行人のモブの女の子がなんか声を上げてて何かの伏線かと思いましたがそんなことなかったみたい
ドラえもんさんの道具で何かをやらかしたのを周りの人たちに見られてしまってるのって珍しいような気がしましたけど、記憶消去みたいなのもしてなさそうだったしどうごまかしたのかしら

わさびドラになって初めからだったのかいつ頃からだったのかわかりませんけど、劇場版だと道具の説明を省略してますよね。
今回だと重力ペンキなんか説明なく使ってたような。見てるだけでどういう道具なのか、いちおうわかるようになってるとは思いますけれども。
お医者さんカバンなんかも。
そういえば最後のところはお医者さんカバンをもう1回使うのかと思ったのに

・ミニドラかわいい



・オウムのクイズさんの仕掛けはいいなあと思いました。
・ああいうのに涙腺を刺激されてしまいます
・たぶん名探偵コナン阿笠博士が出すクイズみたいな効果もあるのでしょうけど、それが家族の絆というテーマにも結びつく巧妙さ
・「クイズ」という名前だけはもうひとひねり欲しかったような
・オウムのことなのか出題された問題のことなのか、ややこしい



・海賊の人たちはどういう気持ちで船長に従っていたのかしら
・あのビビり具合を見るに船長側から勧誘したのかしら
・食堂のマリアさんあたりは船長のことを昔から詳しく知ってたりしたのかしら

マリアさんの結婚相手の人、劇中でも出てたのかしら。あんまり印象になくてどこにいたんだろうって感じ



・ゲストキャラが兄妹みたいに2人いると、のび太さんチームが分断されても双方でドラマを展開することができていいなあと思いました
・悪役に捕まった後の処遇として上手い方法

・クラゲくんもがんばったけど、クラゲくんがいなくてものび太さんたちは海賊船に追いつけてたような
・どちらかというとしずかちゃんのサポート役だったのかしら
・お話の中の役割としてはそこまでうまく機能しきれていなかったような



・冒険へと向かっていくワクワク感とかドキドキ感みたいなものはふんだんに盛り込まれていて、全体としてとても楽しめました
・海賊船も、のび太号はもちろんですが、敵対する側のも
・とくにしずかちゃんがさらわれていった時に、後ろからあおりの構図で海賊船の中の街並みを見上げる場面の、ババーンっと見得を切る感じとか、いいなあと思いました
・海賊船の中を立ち乗りボートみたいなのですいすい巡っていくあたりはARIAっぽいというかヴェネツィアっぽいというか

・乗り物も凝ってましたね
・トビウオくんとか大活躍でしたし

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