フラグタイム 感想

「フラグタイム」を観ました。

2019年12月15日、シネマサンシャイン沼津にて。

原作未読。

 

いわゆる百合作品なのでしょうけれども、一部、ホラーみたいな怖さを感じました。

万能の願望器みたいな

俺ガイルの葉山くんみたいな

 

あれが破滅願望へ向かうのはなんか説得力みたいなものがある感じ。

時間停止と露出の組み合わせはえっちだ。

 

たぶん、昨今のきゃっきゃうふふとしたライトな雰囲気のものもいいですが、こういう深いところでの結びつきも、たまにはいいものなのかもしれません。

と思ったけど、幸福路のチーさんとベティさんの関係も、そういう意味ではそうともいえるのかも

 

あと、あまり本筋には関係ないのですけど、森谷さんと村上さんって子音の並びがなんだか似ているような気がして(MRTNさんとMRKMさん)音で聴くとどっちがどっちか判別しにくかった気がします。文字で読むぶんには問題ないのでしょうけれども。

もしかしたら似ていることも作品のテーマと結びついていたりしたのかしら

 

小林さんの存在がある面では救いのようになっていたものの、他方では関係がこじれる要因にもなってたりして、複雑そうな問題じゃよね

 

 

 

そういえば最初のあの行動の動機って説明されてたのかしら。ぼくが見落としてたのかな