あした世界が終わるとしても 感想

映画「あした世界が終わるとしても」を観ました。
2019年2月2日、MOVIX清水にて。

・こういうのわりと好き
・モンストソラノカナタもでしたけど、CGアニメとこういう題材とは相性いいのかし
・三角形モチーフの意匠があちこちに散りばめられてるのがアクセントというか作品としての統一感みたいになってていい感じ
・赤と青の配色もどっちがどっちかわかりやすくてありがたい

・双子かわいい
・ヒロインの人が独りで悶えてるのをジト目で見守るとこ好き
・生まれはほとんど変わらないはずなのに、片方は愛情を受けてあたたかく迎え入れてもらえたのに、もう片方は手を血で染めてしまったばかりにあまり報われない役回りという残酷さ
・直接的に手を汚したか否かという選別ではあるのでしょうけれども
・たぶん2回目を見ることがあったら、あの日常の場面で泣けそう

・事前にちょこちょこ情報を仕入れてしまっていたので驚き度合いとしてはやや小さくなってしまいましたけど、あのあいみょんさんの曲に合わせてヒロインさんが歩いているだけの予告編の大胆さを改めてすごいと感じます
・序盤の「君の膵臓をたべたい」みたいな路線で行くのかと思わせておいてからの古谷徹さんナレーション
・あの、作品世界の成り立ちをナレーションでざっくり説明してしまう豪胆さもわりと好き

・「どういう世界なのか」を想像させる余地はない代わりに「そういう世界でどう生きるか」を考えさせる方向を強制させているというか
・「どういう世界なのか」を考えさせる方向へ思考が向かってしまうと、あれはどうなんだろう、こういう場合はどうなんだろう、みたいに細かい点が気になってしまっていたかもしれないのですけど、こうやってナレーションで「こういう世界ですよ」って提示されてしまうと、しかも古谷徹さんの声という説得力も付与されていると、細かい疑問点はありながらもひとまず「そういうもの」として受け止めた上で物語を楽しめる構成になっていたのかも
・知らんけど

新宿ピカデリーってわりと座席が狭い印象があったのですけど、カップルシートみたいなのもあったりするんですね
・この映画は新宿で見たらまた印象違ったりするのかしら

シティーハンターと合わせて新宿アニメツアーとかおもしろそう