天の茶助 感想

映画「天の茶助」を観ました。

原作未読。

天の書くシナリオに叛逆するお話。
こういうの大好きです。
理不尽な運命に抗おうとする、力強いお話。
めちゃめちゃおもしろいです。

加えて、映像がすごく綺麗というか、光の加減みたいな部分がキラキラ輝いているみたいですごく好きです。

画面がブレたりするのは少し見えにくくて苦手ですけど、本作の雰囲気にはそれがぴったりとはまっているようにも感じます。

沖縄のエイサー*1の迫力とか、お神輿やらなんやら、伝統という呼び方でいいのかわかりませんが、お祭り感がすごいです。

妹さんのめちゃ子さんの役割も、たまらなく素晴らしいと思います。
肉親ならではの真摯な忠告。
土佐のタージマハルを見たかったです。

おふざけかと思うような、わりとしょーもない小ネタもちょくちょく挿入されますが、それが気にならないというか、さほど雰囲気を壊すこともなく、お話になじんでいたように感じます。

作中世界自体が「脚本家が書いた世界である」というメタ的な視点に依拠しているためかもしれません。

痛い方向の描写がけっこうガッツリあるので、ヒッと引いてしまう部分もあって、苦手な方は要注意ですけれども、それ以上に、なんというか、明日もがんばるぞい、と思える映画でした。

ぼくのシナリオ担当さんにも、安易でいいのでもっと都合のいい展開を用意していただきたいものです。

*1:でいいのかしら