コードギアス 亡国のアキト 第4章 感想

映画「コードギアス 亡国のアキト 第4章 憎しみの記憶から」を観ました。(7月4日観賞分)

ロケットで上空に浮かぶ飛行船みたいなのに乗り込んだり、
お兄さまが単騎で基地に来訪してきたり。
いつもながら、ナイトメアさんのガチャガチャしたいかにも機械機械した動きがすごいです。
あんなにぐるんぐるん動き回られると目が回りそうです。

お兄さまの前にひざまずいてちょうど腰の高さに頭が合うような構図はいろいろとよろしくないような気がします。

恒例の♪じゆーうってー♪、で終わりか〜と思わされてからの怒涛のようにたたみかけられる展開には、え?、え?、と驚愕しきり。
いやはや、すごいとしか表現できません。

戦争絡みのアニメ作品ではしばしば、大演説をあちこちに配信して大衆の混乱を抑えたり人心を掌握したりみたいな描写は定番みたくなってますけれども、
個人的に、どうもああいうのは現実味が薄いように感じてしまう傾向があるみたいです。

街頭ビジョンの前で足を止めて見入ることもまず無いような気がしますし、携帯端末に外部から強制配信というのも実際にできるのかわからないし。
わずか数分間の演説だけで民衆の心を掴めるほどのカリスマ性というものを、どうにも信じられません。

もしくは、それなりに説得力のある演説をできる指導者が居たとしても、その演説を鵜呑みにするほど、民衆は単純なのだろうか、とも思ってしまいます。
現代的なSNSを介した情報伝播が必ずしも正しいわけでもないでしょうし、そもそも現代とは異なる舞台世界の話ではありますが、
なんなんスかね〜、なんスかね〜。