TNGパトレイバー 首都決戦 感想

映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」を見ました。

「劇場版パトレイバー2」未見。

南雲隊長のかっこいい面しか知らないので、噂レベルの情報しか知らないものの、劇パト2 はあまり見たくない気持ちがあったりします。

とはいえ、やっぱり南雲隊長、かっこいい。
「手を触れるな」とかどういう気持ちで言っていたのかしら。
アレには勝てなかったよ的な即堕ちフラグのようにすら見えてしまいます。
もしくは、最近流行の「弱みを握られている」的な。
我ながらそういうゲスい方向に偏ってしまうのは直さなければならないのですが。

基本的に、主人公は後藤田隊長なのではないかというくらいの雰囲気でしたので、必然的に、パイロットさん側の要素は少なめだったでしょうか。
よくわからない突入とかしてましたけど。
カーシャさんのアクションは毎度ながら惚れ惚れします。
町中でばんばんと発砲して、物騒なお巡りさんです。

そんな中、泉野さんと灰原さんとの間にバスケつながりの因縁でもありそうだったのに明示されなかったのは、少し不満かもしれません。

1本の映画としては、よくわからないテロリストをやっつけました、めでたしめでたし、なのかもしれませんけれども、後藤田隊長だったり高島礼子さんだったり南雲隊長だったりが見ているような「その向こう側の世界」こそが主題なはずで、そういった部分は劇パト2 から継続している部分らしく、劇パト2 を見なければ到底、理解が及ばないでしょうから、
ぐぬぬ、と歯を食いしばるしかありません。

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