劇場版 からかい上手の高木さん 感想

劇場版 からかい上手の高木さん を見ました。

2022年6月18日、シネシティザートにて。

 

そういえば原作を途中までは読んでたものの次第にマンガ全般に対するぼくの読書量が減退してしまってて追えなくなってしまっていましたが、いつの間にやら完結してたのかしら。と思ってしまうような完結編でした。原作はまだ続いてるでいいのかしら。

とはいえ、元高木さんみたいなスピンオフもあるらしいみたいな話は聞いた覚えもあったのでなんとか耐えられた気もします。

 

少し前にNHK で深夜に細田守監督のプロフェッショナルか何かの特番を再放送してたのをたまたま見かけたことがありまして。普段なら寝てる時間だったと思うのですが、あの夜はなんか寝付けなくて点けっぱなしのテレビをぼんやり眺めてて目に入った感じだったかと思います。たぶん、バケモノの子あたりの時期の取材だったのでしょうか。バケモノに育てられた男の子の主人公が都会でヒロインに出会ったりするようなのの出会いの場面をどこにするかみたいなロケーションの話とかをしてた気がします。その中で、細田守作品には夏が多いですね、みたいな話になって、夏って、なんかそういういろんなことが起きますよね、それでちょっぴり成長のようなものをするかもしれなかったりとか、みたいな話をしていて。

そんな、見るともなく眺めてただけのテレビ番組をふと思い出すような、そんな映画だった気がします。この劇場版高木さんは。

 

天体観測の歌詞ではあの日に手を握ることができなかったと歌ってた気がしますが、西片くんは手をとることができたんだなあ、という深い感慨をおぼえます。