セトウツミ 感想

映画「セトウツミ」を観ました。
7月9日、MOVIX清水にて。
原作未読。

高校生のセトくんとウツミくんが川辺で時間をつぶすお話。

ふたりの漫才みたいなかけあいが楽しかったです。
映像としてはふたりがただ話しているだけのようでありながら、その向こう側にあるそれぞれのドラマが垣間見えたりして、だからといって泣かせようという雰囲気でもなく、淡々としたような不思議な関係でした。

予告編で流れていたスタンディングオベーションとかは本編では使われていませんでした。
ああいう漫才というかコントみたいなのばかりかと思っていたのでちよっと拍子抜けでもありますが。
円盤になったら予告編も収録されるのかしら。



はじめは期待していたのとは少し違う感じもありましたが、ああいう背景があってのあのふたりの関係ということで、より厚みというか奥行きのようなものを感じて、興味深い意味でもおもしろい映画だったと思います。