来る 感想

映画「来る」を観ました。
2018年12月9日、横浜ブルク13にて。
原作未読。

・わりと好き

・予告編でもチラッと映っている通りにお祓い儀式の規模が大きくてトンデモ感マシマシなのが楽しかったのですけど、それだけを期待してしまうとそこまでがけっこう長いので、そうじゃない部分も楽しめるかどうかみたいなところはあるかも。ぼくはわりと楽しめたと思います。

心理的なホラーというよりかは猟奇的なスプラッタな面が強いかしら
・得体の知れないうす怖さもありつつ、より具体的な現象としてのグロテスクさもばっちりみたいな
・腕が飛んだり胴体がちょん切れたり

・虫(とくにイモムシ)が苦手だとかなりキツそう
・イモムシに苦手意識がなかった人でも苦手になりそう

妻夫木聡くんのイヤな感じというか小憎たらしい感じみたいなのがわりと好きでして
黒木華さんはああいう幸薄そうな役をやるとハマりすぎてて役柄との距離感が難しそうでだいぶ怖さが強い感じ
小松菜奈さんは意外なような合ってるような
・岡田くんかっこいい



・ガチンコの霊能者とか霊媒師みたいなのって、難しいですよね
・大真面目なはずなのにどこかズレてるような感じがしてしまったり、大真面目な顔でラーメンをすすってるだけでもギャップでおもしろおかしい画面になってしまったり、大真面目な顔でスマホゲームをやってるのはちょっとばかり役を作りすぎに見えてしまったり

・お祓い的な儀式の在り方というか柔軟さもいい塩梅でした
・除菌スプレーもわりと有効らしいのとか



・育児ブログがどうこうみたいなのは原作の発表時期とかも関係してるのかしら
・いまどきのブログ文化はよくわからなくて
・観測範囲だと育児マンガ的な体裁のはチラホラ見かけるでしょうか
・パパ視点の育児の話題はあまり見かける機会がないような気もしますけど、自分には関係ないと思っているせいで視界に入ってこないのかも

イクメンという言葉もすっかりイクメン()みたいな扱いになってしまったというか

・今だとブログよりかはFacebook なのかしら、Facebookも若者離れが進んでいるらしいみたいに見聞きする気もしますけど
Facebook の文化はほんとに接点なくてぼくにとっては未知の領域
・手元にスマホがあるのにわざわざノートパソコンを持ち歩いて公園やら病院やらでまでカタカタとキーボードを叩いてブログをアップしてる描写はなんか奇妙な感じがしてしまいました
・「search」を見た後なせいで余計にそう感じてしまうのかもですけど
・いま現在ではなくて数年前の時制だからあんな感じでもいいのか
・見る人が見ればスマホの型式とかでもだいたいの年代を推測できたりするのかしら
・(ぼくにはスマホは全部同じようにしか見えないもので)

・回想の場面で幽遊白書が表紙の週刊少年ジャンプを見せるだけでおおよその年代を提示する描写はいいなあと思いました。


・オムライス食べたい

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