RWBY Volume1 感想
映画「RWBY Volume1」を観ました。(11月21日観賞分)
2D吹替版。
たしか少し前にYouTube あたりで話題になってたのを見かけたことがある気がします。
CGアニメで、キャラクターのモデル自体はMMDがちょっと立派になった程度に見えますが、細かい仕草みたいな部分がすごく丁寧に感じます。
立ち止まって会話しているだけの場面でもキャラクターが常にゆらゆらと揺れていたりとか、歩き姿の重心移動とか。
とくに歩き姿を後ろから見ると全身をS字にくねらすようなモデル歩きみたいな歩き方ですごく素敵です。
日本のセルアニメの影響なのか意図的に無理やり挿入したのか、突然ちびキャラになったり、ドタバタのケンカ描写でお馴染みの煙みたいなモヤモヤから手の先とか足の先とか星とかが飛び出すようなのがあったりとか、西部劇でお馴染みのよくわからない丸いカサカサした毛玉みたいなのが転がったとか、コメディ描写も達者です。
お話としては、モンスターみたいなのが跋扈している世界でハンターになるための学校のお話っぽい感じでしょうか。
同級生それぞれがいろんな悩みを抱えていて時には衝突しながらも仲良くなっていくみたいな、わりかし王道ど真ん中。
ありふれているかもしれませんけれどもそれだけ普遍的な題材でもあるのでしょう。
人種間の対立みたいな、奇しくもタイムリーに世情を反映してしまったかのような要素もありつつ。
続編も期待いたしたいものです。
余談ですが、ちょっと気になった点。
主役のRWBYの4人の声がなんとなく似たような傾向の人ばかりに思えて、個々の役者さんはそれぞれ魅力的なのですが、4人集まるとあまり良さが発揮できていないのではないかと気になりました。
口調とか性格とかが違うので見分けがつかないわけではありませんけど、個性という点に声の要素があまり寄与できていないような。
他作品で恐縮ですが、たとえば「ハーモニー」では沢城みゆきさんの低めの落ち着いた声と上田麗奈さんの高い幼げな声とが好対照になっていました。
(原作未読での印象ですが)ミァハさんの役割や外観からすると低めの声で凄味をきかせる方向もあり得たと思うのですがそれだとあれだけの対比効果は得られなかったのではないかしら、などと素人考えしてしまうのでした。
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