デジモンアドベンチャー tri. 第1章 感想

映画「デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」」を観ました。

テレビシリーズ未見。
ニコ生で昔の劇場版をやってましたけどタイムシフト予約したまま、まだ見られてはいません。

前の「デジモン」から数年後、登場人物が少し成長した時間軸のお話、みたいです。

以前は熱血漢でリーダーだったらしい男の子が、今どきのうじうじした悩める男の子と化してしまっていて、じれったいというかもどかしいというか。
無鉄砲なこどもと違っていろいろ見えるようになったとは言っていても、周りからするとお前にそんなの求めてねーよ、みたいな雰囲気。

サッカーではそれなりに活躍もしているみたいで、まったくの無気力というわけではなく、なんちゃって無気力を装っているだけのようにも見えてしまいます。

小さい時に大冒険を経験してしまったがために、退屈な日常の中ではもの足りなくなってしまっているのかもしれません。
ヒーローならではの悩みなのかもしれません。

主人公さんたちは「俺たちがやらなくちゃ」とかなんとか自分たちが戦うかのような口ぶりでしたけど、実際に戦って傷ついているのはデジモンさんたちだけではないのかしら?
この映画の中だけではわかりませんでしたけど、デジモンさんが傷ついたら人間側も傷つくみたいなリンクとかしてたりするのでしょうか。

昔からのデジモンファンの人がどう思うのかはわかりませんが、よく知らない身としては概ね想定範囲内というか、期待を下回ることはないものの大幅に上回るほどでもないのかなあ、という印象です。