亜人 第2部 -衝突- 感想

映画「亜人 第2部 -衝突-」を観ました。
5月14日、TOHOシネマズ川崎。

原作未読。
テレビアニメシリーズ未見。

不死身の肉体と謎の黒い幽霊を操ることができる「亜人」のお話。

おもしろかったです。

いろんな陣営がバラバラに動いていてそれをごちゃ混ぜに映すので、場面転換が頻繁でわかりにくい部分もありましたけれども、それだけたくさんのことが同時並列的に進行していたのだろうと思います。

それから、制圧しようとする軍隊側の人たちもしっかりと有能そうだったことも好感。
事前に綿密な計画を立てていて、万全を期して作戦行動をとっていて。
あれだけの態勢を整えていてもなおそれを上回る亜人(佐藤さん)の規格外っぷりもよくわかる場面だったように思います。


先輩後輩の腹のさぐり合いもおもしろかったです。
なんやかんや言われてても、実働部隊としてはほとんど先輩だけしか戦力にはならないような状況にあって、先輩に成果を上げさせたうえで失脚させようと画策する後輩さんも先輩以外の人たちの無能さは腹に据えかねたらしく結果的に先輩を援護するかたちになってしまう関係性とか、よいものです。

あとメール1本で人物調査をさらりとやってのける興信所さん有能。
婚約者が入院してるだの、その費用の支払いだのといった情報まで見ず知らずの他人でも知ることができてしまうのはなんか怖いなあとか思ったり。
あ、そういえば興信所の調査料はどうやって支払ったのかしら。
まさかおばあちゃんのところに法外な請求が行ったりするのかしら。

そういえばあのおばあちゃんは寄生獣オマージュなのかしら。
それともぼくが知らないだけでああいう逃亡者を匿うお年寄りというのは定番だったりするのかしら。



そんなこんなで、完結の第3部も楽しみです。

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