シンデレラガールズ劇場 1 感想

原作:バンダイナムコゲームスアイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場」1巻、電撃コミックスEX

テレビアニメも絶賛放送中の「シンデレラガールズ」の、ゲーム内で不定期掲載されている5コマまんが。

「歴史の教科書」みたいに喩えられることもあるようですが、個人的な印象としては、「少し豪華な年表」くらいな感覚でしょうか。

人物名がローマ字表記しか無かったりとか、ほんとのご新規さんには少し厳しいかもしれません。

ブリッチャンの説明も無いというか、イヴさんとの組でこそ意味があって単体出演はイレギュラーみたいな感覚が伝わりにくそう、みたいな。

ゲーム内でのカードの台詞等から読み取ることができる情報との相補的な関係だと思うので、これ単体だと、なんかアイドル多すぎない?、というアニメ第2話の渋谷凛さんみたいな感想になりそう。

かといって、台詞まとめみたいな一覧表だけ見るだけだと、設定としては把握できても記号の羅列にしか見えないことがあって、

やはりお仕事やLIVEバトルやイベントを通して少しずつ距離を縮めていくことでこそ、生きているアイドルとしての存在を感じることができるのではないかしら、

という思考に陥ってしまうのは、もはや、ちひろさんの手の内。

あと、まんがと解説とが並記されている 構成は、最近書店で見かける「まんがでわかる○○」シリーズっぽくも見えるかもしれません。



和久井留美さんの出番があったこと自体は嬉しいのですが、花嫁さんの頃にはまだ劇場が始まっていなかったのが残念でもあり、それだけの時の流れを感じもしたり。

風の噂によると、初期のイベントの劇場も描かれる動きがあるだかないだかという話もぼんやり聞こえてきたりしますし、
あるいは、わんちゃん(若者言葉)あるのやもしれません。

10進もあったりコスト20もあったりと、わりかし優遇されている側だと思うので、これ以上の高望みは欲張りかもしれませんけれども。



そんなこんなで、「ユリ熊嵐」だの細田守監督の新作だのと、今年は熊年なのではないか説がまことしやかにささやかれる昨今、
こんなところにもその一端が。

いや、何のことだかわかりませんけれども。