ふしぎな岬の物語

映画「ふしぎな岬の物語」を観ました。

原作未読。

海に突き出た岬にぽつんと立つ喫茶店のお話。

以下、ネタバレ注意。













茶店を切り盛りする店主のお姉さんがくたびれたお客さんを優しくいたわってくれるお話かと思いきや、そのお姉さんがいちばん壊れてました、みたいな衝撃の展開。

みんな燃えちゃえ〜灰になっちゃえ〜、みたいな炎上オチって、昔の映画ではよくあったみたいな偏見がありますが、最近のものではわりと珍しいのではないかしら。

綺麗な熟女のお姉さんがヤンでる姿は、なんか迫力ありますね。

茶店(意味深)とか書きたくなるくらいに、千と千尋の神隠し湯屋的な意味合いでの暗喩的なものだったのではないかとすら思えてきます。

お客さんが店主のお姉さんに依存していたかに見えて、実際はお姉さんがお客さんに依存していました、みたいな。

そこはかとなくえろすを感じます。

そういえば最近、「仲良しする」という隠語を知ったのですが、「このあと滅茶苦茶仲良しした」とか書きやすくなって重宝しそうな雰囲気です。

そんなこんなで竹内結子さんは美人さんだなあとか改めて思いました。

幼女さんがあの絵を持って行ったあたりの流れはよくわかりませんでした。

炎上を予期して燃やさないために持ち出したのかしら。

不思議です。(あ、表題の「ふしぎ」要素がこんなところにあった。)