映画「海賊とよばれた男」を観ました。
12月25日、横浜ブルク13にて。
原作未読。
バリアフリー版。
日本語字幕があってよかったです。
「石統(せきとう)」とか、音で聞いただけだったらわからなかったかもしれません。
終戦の年に60歳だった店主さんのお話。
(「店主」も字幕がなかったらわからなかったかも)
3行で
綾瀬はるかさん
傘を持ってきましたみたいなくだりがなくて残念でした。
地域によっても作法が違ったりするのかしら。
写真を撮るときの掛け声はおもしろかった気がします。(何て言ってたかまでは失念してしまいました)
年齢の重ねかた
お年寄りに扮するメイクアップの技術は年々進化してるのかしら。
服装
終戦直後のはずの場面だったと思いますが、よもや解散かと心配してお店に集まった人たちの服装がみんなキレイでぴしっとしていて、ここにいる人たちはそれだけ安全な場所で不自由なく生活していた人たちなのかしら、などと穿った見方をしてしまいました。
思えば、軍人さんかあるいは空襲で焼け出されたような人たちくらいしか知らなくて、エリートサラリーマンみたいな人たちが戦時中にどこでどういう生活をしていたのかみたいなことをあまり知らずにこれまで生きてきたみたいです。
時代は少し違いますけど宮崎駿監督の「風立ちぬ」でジロウさんもわりとぴしっとした服装を貫いていた気がしますし、そういう人たちもいたのかもしれません。
プレゼンテーション
ラジオ修理の仕事を受けるにあたって銀行からの融資を受けようとしたときの話。
紙の資料でデータを見せるよりも、その場で実際に修理のやり方を実演してみせるという、百聞は一見に如かずみたいなありふれた教訓ではありますが、門外漢の人にも一目瞭然というのは効果がばつぐんなのだなあと思いました。
ミュージカル
けっこう頻繁に登場人物が歌を歌うので実質的にミュージカル映画なのかもしれません。