RANMARU (中略) 鬼灯デスロード編 感想

映画「RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」を観ました。

12月24日、渋谷シネパレスにて。
テレビドラマシリーズは、そんな番組があったことすら知りませんでした。

長ったらしいサブタイトルを今はじめて読んだらだいたいこの通りのお話でしたけど、こんな長ったらしいサブタイトル、なかなか読む気になれないんですよねえ。


3行で

  • 冒頭でテレビドラマシリーズのあらすじを振り返っているのですが、なぜかほんとにそういうテレビドラマがあったように思えなくて、テレビドラマシリーズがあった体なのではないかと疑ってしまいました。
  • 二サス(二時間サスペンスの略称みたい)らしく、温泉での入浴場面もたっぷり。蘭丸さんは三助だそうで、ヤンキーなお姉さんたちに三助する場面がけっこうえっちいです。
  • おバカな雰囲気を装ってはいるものの、中身はけっこうグロテスクでした。

女性の足の間から血液がどばーってなってる絵はインパクトが強すぎて心臓に悪いです。
江戸時代にまで遡って村に伝わる風習を解明していくあたりはミステリーの醍醐味ではあるものの、その謎解き過程のおもしれさに反して中身はグロテスクで。
バカミスの皮をかぶったイヤミスなのではないかしら。

  • 時間的な前後関係はわかりませんけれども、NHKでニオイを識別できる捜査ものもありましたけれども、こちらは舌、味覚ということで、名探偵コナンくんのコラージュ画像でもおなじみの「ぺろっ、これは青酸カリ」みたいなことになりやしないかとヒヤヒヤしながら見てしまいました。