宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章「煉獄篇」 感想

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第五章「煉獄篇」を観ました。
2018年6月2日、川崎チネチッタにて。

キズナ、アイさん

・恥ずかしながら宇宙戦艦ヤマトというシリーズをよく知らずに見ているもので、デスラー総統に対して、どうも単純に極悪非道の悪役という印象を持ってしまっているのですが、こうやってバックグラウンドを描写されると人物像としては深みが増した側面もある反面、絶対的な高圧感というか神秘的な側面はやや減じてしまったような気もしたり
・ある種の神格化されていた存在が、受肉してヒトと同じ地平に降りてきてしまったみたいな

・とはいえ、叔父さんと甥っ子という関係性は、個人的な事情を混同してしまう部分が加味されているにせよ、興味を引かれます。
・ただ、あそこでお兄様の亡骸に泣きすがるのが兄嫁さんではなくお母様だったあたりにデスラー総統の執着が見え隠れしてそうな気も
・叔父さんと甥っ子という対立軸であれば、あそこは兄嫁さん(甥っ子の母親)のほうが泥沼な人間関係になりそうに思えてしまいますが、叔父さんにとっての母親だったというのが、なんともかとも



・クスリが欲しかったら命令に従え、ってえっちなまんがなんかにありそうな展開なのでは
服従させられるのがcv細谷佳正さんというのがアレですが
・あの展開がよくわからなかったのは、自分たちが搭乗したままあんなことしちゃったらクスリが手に入っても届けられないのではないかという点でして
・あなたは帰れなくても別働隊が届けに行くから安心してね、みたいな感じでそそのかしたのかしら



・桂木透子さんのタンクトップを掴んで詰め寄ってたのは別の場面でしたっけ。ちょっとばかり記憶があやふやになってる
・独房と行ってもあんなに出入りが自由だとほとんどただの個室みたいな感覚っぽいような



・入場特典の複製原画、上映前に見てしまったらネタバレになってるやつでした。
・いや、本来なら気にしなければネタバレなんてどうでもいいはずなのですが、事前にその絵を見てしまったので、ここであの人が助けに来るのか、と答え合わせみたいな見方になってしまって。
・予告編の映像を見ていたあの場面が本編ではこういう場面だったのか、という見方をしてしまうような程度のことで、ネタバレネタバレと強調するようなことでもないのですが





・本編の内容からは逸れますが、時事ネタでカブトガニの青い血液がどうのこうのみたいなニュースを見かけたもので、時代が時代ならガミラス星人の血液を集めて特殊なクスリを精製する研究なんかも行われていたりしたのかしらなんてことも考えてしまったり
・まーまーまー、マザーテレサとテレザード