サイボーグ009 CALL OF JUSTICE 第1章 感想

映画「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章」を観ました。
11月27日、MOVIX清水にて。
原作未読。

サイボーグは静かに暮らしたいお話。


3行で

・回想場面は白黒テレビ時代のような映像に、00ナンバーズの人たちだけ本編と同じ3DCGモデルのキャラクターが上手に融合していて、不思議な感覚でした。

・CGのキャラクターについて「RWBY」みたいと評している方がいらっしゃいましたが、言い得て妙。輪郭を実線で縁取ったようなキャラクターモデルだったり、動作が微妙にぎこちないあたりなどに、RWBYっぽさを感じた気がします。

・戦闘場面がイマイチ盛り上がりに欠けるように思えてしまいました。
敵の人たちはものすごく強いし、けっこうピンチに陥ったりもしていた気がするのですが、どうも緊迫感が切迫してないというか。
国連ガーディアンの人たちも棒立ちのままバカバカ撃ってるだけで、目的が逮捕なのか射殺なのかハッキリしなくてボンヤリした感じでしたし。
(もっとも、ガーディアンの隊長さんが上層部の命令に疑念を抱いてしまったことによる迷いなのかもしれませんけれども)

あんな鈍重そうなロボット部隊を人間サイズの相手に仕向けるのって有効なものなのかしら。
防御は堅そうではありましたけれども。



・敵さんが、外見上は一般人と区別がつかないということでサイボーグ00ナンバーズの人たちに殺人の容疑が課せられたわけですが、どうするのかしら。
どうせなら昨夜テレビでやってた冤罪弁護士みたいな人を仲間に引き入れて、法廷で争う展開とかあってもおもしろそう、と思ったけど絵的には地味かな。

・国連ガーディアンの副隊長さんは胸部の装甲が無防備すぎではないかしら。

・予告編でたくさん流れていたフランソワーズさんが撃たれる場面はどうやら次章みたい。