君の膵臓をたべたい(アニメ版)感想

映画「君の膵臓をたべたい」を観ました。アニメ版のほう。
2018年9月1日、川崎チネチッタにて。
原作未読。実写版未見。

・ある意味では「名前」が物語の鍵になっているので、実質的に「君の名は。」であると言ってしまっても過言ではないのではないかしら
・花火の場面での執拗なまでに星が降っているかのような描写とかもありましたし

・ぼく自身が未だにガラケーを使っているもので、ヒロインさんがスマホなのに主人公くんがガラケーなのが、なんとなく親近感というか、友達付き合いが少ないと連絡をとる相手がいないせいかスマホに切り替える機会を得られないままズルズルと今に至ってしまっています。
・なので、どうせなら最後の場面では主人公くんがスマホを使っているところを見たかったかなあと思いました。



・はじめのうちは「ライトノベルみたい」とでも表現しようかと思っていたのですが、どちらかというとkanonとかoneとかあのあたりのいわゆる泣きゲーの系譜なのかもしれません。

・たぶん「アニメ映画だから」という理由で見に来たと思われる男性1人のお客さんがぼく以外にも相当数いらっしゃったように見受けられたのですが、本ばかり読んでいる主人公くんに自身を投影しやすい作りだったような気がします。



・あと、ちょっと前に見かけた記事で、バトルもので強敵と激闘を繰り広げた末に勝利をつかみとったのにぽっと出のモブキャラにやられちゃうようなお話の類型みたいな。



・実写版の予告編で見た小栗旬さんの立場の登場人物がいなかった気がするのですけどあれは実写版だけの存在だったのかしら。