ひみつのここたま 感想

映画「映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界」を観ました。

5月7日、静岡東宝会館にて。

テレビシリーズはたまに見る程度。


同時上映映画たまごっち ひみつのおとどけ大作戦!

たまごっちさんのアニバーサリーらしく、たまごっちさんたちが記念の贈り物をお届けしに行くお話。

たまごっちさんの種類がたくさんいるみたいですが、あまりよく知らないもので。

もしかしたら、ここたまを見に来た幼女先輩のお母さまくらいの人たちがちょうど世代なのかしら。リバイバルした頃の。


映画かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界

あのね、知ってる?
人間が物を大切にしていると、ここたまが生まれるそうです。
つぐももみたいな感じです。

生まれたばかりのここたまはかみさまみならいですが、人間の役に立つことを積み重ねていくとで、立派なかみさまになることもできるのかもしれないみたいです。

一方で、人間が物を大切にしなくなるとサミシイタケ・カナシイタケが生えてしまい、その胞子によって人間もまたネガティブになってしまうご様子。
ネガティブになった人たちはさらに物を大切にできなくなったり部屋の掃除ができなくなってますます澱んでしまう負のスパイラル状態に陥ってしまいます。
まるでうちの部屋を見ているような気分です。

おまけに、サミシイタケ・カナシイタケがここたま界にまで影響を及ぼしてしまって大惨事に。サミシイタケ・カナシイタケを駆除するために、人間の世界とここたま界を跨いだ大冒険が繰り広げられることになります。

一方で,主人公であるこころさんの学校ではフリーマーケット的なイベントを開催することになり、加えて、そのイベントを盛り上げるためにダンスパフォーマンスをやることになったりなんやかんや大忙し。

このダンスパフォーマンスのために集まったお友だちがここたま界の異変にも関わっていたりして、けっこう複雑というか盛りだくさんな内容になっていました。

ダンスで解決といえばフレッシュプリキュアさんとかポッピンQ とか、あんな感じでしょうか。
正直なところ、ぼく自身の感覚としてはダンスはプロの人とかその道の人がやるものという認識が強いのですが、たしか今は学校の授業でダンスをやるみたいな話も聞いたような気がしますし、現役の人にとっては身近なものだったりするのかしら。

ともあれ、テレビシリーズでこころさんと仲良しだったのぞみさんがいつの間にやら旅に出てしまっていたらしいのですが、こころさんの窮地に駆けつけてくれたりして、ヒュー、って感じです。
かといって、再会を大げさに喜ぶわけでもなく。淡々と状況に対処しようとする姿勢が頼もしいです。
ベタベタとしたお互いに依存し合うようななれあいの関係ではなくて、確かな絆で結ばれた、お互いを信頼しあう自立的な関係なのもなんだかかっこいいです。
キン肉マンの王座トーナメントで喩えれば、スグルさんチームに対するソルジャーさんチームみたいな感じ。