2014後半見た映画まとめ(鑑賞メーター)

重複や登録漏れもありますが、ざっくり。
印象深いのは「太秦ライムライト」や「イン・ザ・ヒーロー」など、作り手側の姿が描かれているもの。「超能力研究部の3人」や「毛皮のヴィーナス」も含めてもいいかもしれません。テレビアニメの「SHIROBAKO」や「月刊少女野崎くん」、小説「ハケンアニメ!」などなど、そういう方向に興味が向いた年だった気がします。
その他には「たまこラブストーリー」が、なんか好き。

2014年の鑑賞メーター
観たビデオの数:111本
観た鑑賞時間:10510分

ゴーン・ガールゴーン・ガール
TOHOシネマズ川崎にて。若者の結婚離れが叫ばれる昨今、こんなお話ばっかり見てたらそりゃあ結婚に対する幻想なんて打ち砕かれて、忌避したくもなろうってなもんです。結婚生活を維持するためにはお互いを思いやる気遣いとある程度の欺瞞が不可欠、というのはひとつの側面としては真理なのかもしれませんけれども、そんなもんできることなら回避したい。あのとばっちりはあまりにも不憫。あんなん浮かばれないですわ。
観了日:12月31日 監督:デヴィッド・フィンチャー
インターステラーインターステラー
川崎チネチッタにて。道中、いろいろとすったもんだありましたが、最終的に、「ノスタル爺」を大真面目にやるとこんなに大掛かりになるということかしら、と自分の中で落ち着きました。あんな映像体験を拙い日本語なんぞで説明できるはずもなく、もどかしい限りです。
観了日:12月31日 監督:クリストファー・ノーラン
劇場版アイカツ!劇場版アイカツ!
川崎チネチッタにて。原作未プレイ。
テレビシリーズほぼ未見。大スター宮いちご祭りのお話。アイドルさんがランキングで格付けされる世界の苛烈な生存競争のお話、かと思いきや、意外と和気藹々してました。世代交代の流れもあるようで、ママン世代・先輩世代から、星宮いちごさんを経て、後輩さんへと受け継がれていくアイドル精神みたいなものも、美しいです。明日もどころか、来年も1年がんばるぞい、という清々しい気分になれたのでした。
観了日:12月31日 監督:矢野雄一郎
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
川崎チネチッタにて。鎧武編では、貴虎ニーサンとか(ネタバレ自粛)さんとかが、めちゃめちゃかっこよくて、しびれます。たまりません。ドライブ編は、謎の怪盗ルパンさんとの対決。刑事ものらしく、解決編の「犯人はこの中に居る!」が、びしっと決まっててよかったです。鎧武&ドライブフルスロットル編は、なんと言っても、コータさんとドライブさんの掛け合いが楽しくて。最後もなんか綺麗な感じにめでたしめでたし。(ネタバレ自粛)さんの最期だけは潔くも哀しい。
観了日:12月30日 監督:柴崎貴行
蒼穹のファフナー EXODUS蒼穹のファフナー EXODUS
川崎チネチッタにて、第1話・第2話 劇場先行上映。前シリーズいちおう既見。フェストゥムさん恐ろしい。不気味。町並みの描写が、なんかすごかったです。えばの新劇場版で、ビルが生えてきたりするところにやたらと凝っていましたが、あれを木造民家でやっているかのよう。生命感が溢れているというか、生きてる、生活してる、という感じが、なんかすごいです。このクオリティでテレビシリーズなんてできるのか心配になる勢い。俄然、期待が高まります。
観了日:12月30日 監督:羽原信義
毛皮のヴィーナス毛皮のヴィーナス
川崎チネチッタにて。原作(?)未読。地の演技の部分と、お芝居をする演技の部分との切り替えに、おぉ、すげー、と思っていたら、いつの間にやらどっちがどっちだかわからなくなる迷宮に迷い込む感覚。いやあ、楽しい。すごい。もちろん、題材自体が「マゾヒスト」の語源となったらしいだけあって、性的な支配/被支配の攻防戦みたいな駆け引きになっていくわけですが、その倒錯っぷりもまた、すさまじい。最後の暗黒太極拳も含めて、もはや、わけがわからないよ、という外ありません。大好き。
観了日:12月30日 監督:ロマン・ポランスキー
超能力研究部の3人超能力研究部の3人
ジョイランドシネマ沼津にて。原作未読。48とか46とかあのあたりは、あまり存じ上げません。超能力者とか宇宙人とか未来人とか異世界人とかが集まる謎の部活のきゃっきゃうふふなお話かと思いきや、ちょっと違ったので意外でした。接吻うんぬん以前に、アイドルさんの1人が、以前からの顔見知りだという男性スタッフさんと1対1で親密そうに話し込んだりしている場面は、ファンならずとも心穏やかではいられなかったりするわけで、客相手の商売はたいへんだなあと思います。
観了日:12月21日 監督:山下敦弘
THE LAST NARUTO THE MOVIETHE LAST NARUTO THE MOVIE
MOVIX清水にて。原作未読。テレビシリーズ未見。オープニングの墨絵が動くような映像の迫力に圧倒されたり、エンディングの影絵っぽい黒塗りの人物に赤いアクセントが映えて鮮やかだったり、あの夜に黄色く輝く蝶が飛び交う幻想的な雰囲気だったり、カニの水泡に過去の記憶が投影される描写だったり、映像として綺麗でした。マフラーさんに対する苛烈な扱いがひどい。
観了日:12月13日 監督:小林常夫
宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
MOVIX清水にて。前回の総集編「追憶の航海」を観た程度の知識。その続編、イスカンダルからの帰路のお話ということのようですが、ガトランティスって誰?、状態。本編シリーズには出ていたのかしら。いがみ合っていた仇敵同士が閉鎖空間で同居するうちに交流を持ったり、手を結んだりする展開は熱いです。何より赤短髪のお姉さんがすごく美人さん。
観了日:12月13日 監督:出渕裕
寄生獣寄生獣
横浜ブルク13にて。原作既読。テレビアニメ視聴中。人間に寄生して人間を捕食する謎の生物のお話。実写版もこれはこれで案外よいものでした。ちゃんと一本の映画になってる印象。田宮良子さんのモノローグは、説明台詞になるかもしれないけども欲しかった気がします。「田宮良子はもうやめだ」とか、寄生生物らしさを表しているようで好きなのですが。
観了日:12月07日 監督:山崎貴
劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢
新宿バルト9にて。原作中途。テレビシリーズ中途。お見それしました。何がどう自分に響いたのかを言葉で説明するのが難しくてもどかしいのですが、なんだかもう、ひたすらに圧倒されました。立体軌道装置で飛び交う縦横無尽な動きも、巨人たちの威圧感も、絶望的な劣勢から立ち向かおうとしていく姿勢も、もちろん音楽やセリフも。何もかもがかっちりと噛み合って、なんだかものすごい総体として、ででんっと大きな衝撃となってぶつかってくる感じ。これだけすごいと、もはや言葉は意味を為さないのではないかとすら思います。
観了日:12月06日 監督:荒木哲郎
ゆるゆり なちゅやちゅみ!ゆるゆり なちゅやちゅみ!
新宿バルト9にて。原作未読。テレビシリーズほぼ未見。なるほど、これが噂のゆるゆり空間。美少女動物園と揶揄されることにすら自覚的にも見えます。(あの夜着が象徴的。)とくに大きな事件があるわけでもなく、淡々と、ごくありふれたきゃっきゃうふふを楽しむ雰囲気で、こういうお話は積み重ねた時間があってこそでしょうから、初見には少し厳しい感じだったかもしれません。
観了日:12月06日 監督:畑博之
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章 [Blu-ray]THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章 [Blu-ray]
MOVIX清水にて。エピソード10「暴走!赤いレイバー」、以前のコンビニテロルの人による、外国製レイバー強奪暴走なお話。テロル&パンツァー。警視庁の白黒レイバーさんがヒト型2足ロボで見た目重視なのに対して、外国産は4脚+車輪という機能重視感。ヒト型の限界を感じるしかありません。・エピソード11「THE LONG GOODBYE」、元ネタ未見。同窓会のお話。みなとみらいの夜景もいいですが、ジャック&ベティという選択が渋いです。
観了日:11月30日 監督:押井守,田口清隆,湯浅弘章
トワイライト ささらさやトワイライト ささらさや
横浜ブルク13にて。原作未読。妻子を遺して先立った夫の人のお話。を通して、周囲の人々それぞれの、いろんな家族の在り方を描いている、のかもしれません。必ずしも満たされた家庭ばかりでなく、むしろ何かしら欠けている家庭ばかりのようで、そんな中でも日々の生活を営む人々のたくましさ、なのかもしれません。しばしば挿入される遠景で町並みを映す画面がミニチュア模型っぽい感じで、なんだか不思議でした。
観了日:11月23日 監督:深川栄洋
紙の月紙の月
横浜ブルク13にて。原作未読。人妻さんが若いツバメに溺れるお話。奉仕することに、誰かのために尽くすことに幸せを感じてしまう人が、その幸福感を得るためにどんどんエスカレートしていく姿は、清楚で貞淑な人が快楽に堕ちていくかのようで、そこはかとないえろすが漂っているようでした。快楽の大きさは当人にしかわからないという感覚は、山頂で見る景色は山を登らなければ見ることができないと喩えられるかもしれないし、もしかしたら、常習的な性犯罪者のそれなのかもしれません。
観了日:11月23日 監督:吉田大八
福福荘の福ちゃん福福荘の福ちゃん
横浜ブルク13にて。女性が言う「いい笑顔」とやらは、ほんと謎ワードです。こちらは何にも考えずに馬鹿笑いしてるだけでも、なんか「いい笑顔」扱いされることがあったり。あれは「カワイイ」とかと同列の社交辞令なのではないかと疑っているのですが、その真意を解読するのは非常に困難です。勘違いしてしまう危険性が大なので、ご留意いただきたく。
観了日:11月22日 監督:藤田容介
楽園追放 Expelled from Paradise楽園追放 Expelled from Paradise
横浜ブルク13にて。人類が電脳世界「ディーバ」に移り住むようになった世界で、ディーバに侵入工作を試みる謎の存在を追いかけるお話。個人的に、電脳的な心理戦よりも、単純なロボットのぶつかり合いを観るのが好きなのではないかと再確認した次第。終盤の大乱戦はめちゃめちゃ熱くて興奮しました。SHIROBAKOでやってたみたいに、手描きの作画とCG作画が力を合わせると、これだけのものができるのだなあ、と敬服します。
観了日:11月22日 監督:水島精二
黒執事 Book of Murder 下巻 [DVD]黒執事 Book of Murder 下巻 [DVD]
横浜ブルク13にて。原作未読。嵐で閉ざされたお館で発生した連続殺人事件の、解決編。執事さんってすごい。不謹慎ながら、ここまで笑えるとは思いませんでした。サーカスのあたりはシリーズを追いかけていないとわからない部分なのかしら。わからなくてもさほど問題は無いですが、わかればもっと嬉しいのかもしれません。
観了日:11月22日 監督:阿部記之
神さまの言うとおり神さまの言うとおり
シネマサンシャイン沼津にて。R15+。原作未読。グロ注意。何の思い入れもなくあっさりばたばたと学生さんたちが亡くなっていきます。ひどいなあ、むごいなあ、とは思うものの、そのあまりもの軽さにうっかり笑ってしまう勢い。ゲームに巻き込まれたら、ルールを確認するのが大事みたいです。取説の重要性。
観了日:11月15日 監督:三池崇史
花宵道中花宵道中
TOHOシネマズ川崎にて。原作既読。道中の場面が素晴らしかったです。あと、えろい。ただ、NTRは実写で見ると精神的にきっついことを知りました。
観了日:11月09日 監督:豊島圭介
小野寺の弟・小野寺の姉小野寺の弟・小野寺の姉
横浜ブルク13にて。それなりの年齢の姉弟のお話。お話自体はどうということのないものだと思いますが、心理描写が丁寧で上品な雰囲気です。お互いを思いやる気持ちみたいなものを描きつつ、優しさがひとりよがりな押しつけがましいものになってはいないかと我が身を振り返らせてくれます。仲良きことは美しきかな。何より日常のなんてこともない会話がごくごくフツーのそこいらで生活しているかのようなありふれた感じで楽しかったです。
観了日:10月26日 監督:西田征史
黒執事 Book of Murder 上巻 [DVD]黒執事 Book of Murder 上巻 [DVD]
横浜ブルク13にて。隔絶された館もので連続殺人ものな推理ものでした。うひゃひゃ、楽しい(不謹慎)。かの国では19世紀の昔から密室トリックだのアリバイ工作だのといった推理ものの概念が一般にも普及していたのかしら。招待客がどういう意図で集められたのかまったく説明が無かった気がしますが、解決編で説明されるのかしら。お家の名誉を挽回するはずが、逆に不祥事というか大惨事でさらに失墜しそうですけれども、どうするのでしょうかね。
観了日:10月25日 監督:阿部記之
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章 [DVD]THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章 [DVD]
109シネマズMM横浜にて。「遠距離射撃2000」カーシャさんの素敵。ゴルゴ13さんを残念ながらあまり存じ上げず、ロシアのスナイパーさんというと「ブラックラグーン」の小説版を思い出す程度の認識なのでした。「クロコダイル・ダンジョン」窮地の時こそ人の本性が現れる、的な教訓でしょうか。テレビアニメ版の個別のエピソードまでは覚えていないニワカなものでしてー。
観了日:10月25日 監督:押井 守
映画「たまこラブストーリー」 [Blu-ray]映画「たまこラブストーリー」 [Blu-ray]
劇場でも観賞済み(当時の感想はDVDの方に登録)ながら、BDも購入したので。やはり最後のスパッと切れ味のいい綺麗な結末が、たまらなく心地よいです。観ている最中はあれやこれや考えていた気がしますが、全部吹き飛びました。コメンタリはまた改めて拝聴することにします。
観了日:10月19日 監督:山田尚子
フランシス・ハフランシス・ハ
ジョイランドシネマ沼津にて。フランシスさんの周りにはいつも誰かしら人が居て、現代日本の孤立無援社会とはかけ離れた世界に見えました。見知らぬ他人というほどではないにしても、その日初めて会った「友だちの友だち」くらいの間柄でもホイホイついていくあたり、異次元の感覚に思えます。人の縁を紡ぐにはそのくらいの度胸が必要なのかしら。個人を尊重しながらも人と人が連結している、こういう世界が西洋的な成熟なのかしら。
観了日:10月19日 監督:ノア・バームバック
映画 ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ映画 ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ
シネマサンシャイン沼津にて。夢を挫かれ心を折られた人を、プリキュアさんは救うことができるのか、みたいなお話。しあわせハピネスな脳天気具合からは一歩も二歩も踏み込んだ、しあわせとは何かという問いに真摯に向き合ったお話だったと思います。「あなたを助けたい」と言葉で言うだけなら簡単かもしれないけれども、その言葉が余計に相手を苦しめてしまうこともある。現代の正義の味方にはつきものの難題かもしれません。最後は力技っぽい感じもしますけれども、観客もまた救われたような気持ちになれた気がします。
観了日:10月19日 監督:今千秋
蜩ノ記蜩ノ記
横浜ブルク13にて。原作未読。たぶんまんがか何かで読んだ知識では社史編纂の部署というのは窓際の閑職みたいなイメージがあったのですが、本作の家譜編纂というのは、御家の立場が懸かった重要な役割のようで、そんな要職を曲がりなりにも罪人に与えているところからして藩の体制の歪みを感じられる気がしますけれども、それだけ役所広司さんの人への信頼が篤いということなのかしらと思いつつ、歴史というものは権力者に都合よく編まれていくのかもしれません。なんだかんだしても結局は腕力で決着するあたり、お侍さんというのは体育会系っぽい
観了日:10月13日 監督:小泉堯史
ふしぎな岬の物語ふしぎな岬の物語
横浜ブルク13にて。原作未読。喫茶店を切り盛りするお姉さんがくたびれたお客さんを優しくいたわってくれるお話かと思いきや、そのお姉さんがいちばん壊れてました、みたいな衝撃の展開。綺麗な熟女のお姉さんがヤンでる姿は、なんか迫力あります。椅子でうたた寝する姿の静止した美しさ。喫茶店(意味深)とか書きたくなるくらいに、千と千尋の神隠し湯屋的な意味合いでの暗喩的なものだったのではないかとすら思えてきます。幼女さんが絵を持って行ったあたりの流れはよくわかりませんでした。
観了日:10月13日 監督:成島出
宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
横浜ブルク13にて。テレビシリーズの総集編のようですが、テレビシリーズは最初の数話だけ既見。昔のもなんとなく登場人物を知っている程度のヤマト素人です。が、この1作を見ただけで、なんとなくだいたいわかった気分になれました。沖田艦長と相互に認め合うガミラスの司令官さん(眉毛さん)がめちゃめちゃかっこよかったです。
観了日:10月11日 監督:出渕裕
柘榴坂の仇討柘榴坂の仇討
イオンシネマみなとみらいにて。原作未読。桜田門外の変で主君をころされたお侍さんが、仇討ちしようとするお話。明治の波に逆らうように刀を下げて髷に袴姿で仇を探す13年の歳月は、なんだかただひたむきに使命を全うしようとする社畜さんのようですらあります。社畜の安寧。お給料が出ているわけではなく嫁さんが働いて家計を支えているようなので、境遇はむしろヒモに近いのかもしれませんけれども。貴重な時間を復讐という名の徒労に費やすことの哀しさ虚しさ愚かさをこそ本作は説いているのかもしれません。
観了日:09月28日 監督:若松節朗
弱虫ペダル Re:RIDE弱虫ペダル Re:RIDE
TOHOシネマズ川崎にて。高校自転車部のお話、の総集編になるのかしら。入部の頃のいざこざや合宿はすっ飛ばして、いきなりインターハイ開幕です。原作もテレビシリーズもインターハイの手前で止まっていたので、新鮮な気持ちで見ることができました。誰かに自分を認めてもらえるって、幸せなことなのだなあと思います。それなりの努力をしておく必要もあるようなので、ぼくには難しそうではありますが。
観了日:09月27日 監督:鍋島修
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 サン・トロンの雷鳴
TOHOシネマズ川崎にて。テレビシリーズおよび劇場版既見。時系列はちゃんと把握していませんが、大きなネウロイを倒した後、しばらく501隊が解散して世界各地に活躍の場を広げていた時期のお話の模様。今回は、ミーナさんバルクホルンさんエーリカさんウルスラさんのターン。今さらながら、エーリカさんが双葉杏さんの原形なのかもしれない、などと思い至ったり。ウルスラさんが持ってきた新兵器でどうたらこうたら、みたいな。開発というのは試行錯誤なわけで、テストでの失敗は付き物であることよなあ、みたいな。何はともあれ、エーリカさ
観了日:09月27日 監督:高村和宏
劇場版「gdgd妖精s っていう映画はどうかな…?」 [Blu-ray]劇場版「gdgd妖精s っていう映画はどうかな…?」 [Blu-ray]
横浜ブルク13にて。テレビシリーズ既見。MMD妖精さん3人がぐだぐだするお話。のはずでしたが、冒頭からぽかーん。何これ?、ぼくの知ってるgdgdと違う。平社員はつらいよ?。本編はやはりピクピクさんシルシルさんコロコロさんの安心感。あぁぐだぐだだなぁ、と感慨深いです。まさかの凄惨な展開もありますが、あんな神崎蘭子さんをこじらせたみたいな紅ショウガさんがこんなたいへんなことになるなんて。【ネタバレ】表題がそのまんまネタバレでした。
観了日:09月27日 監督:菅原そうた
翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 前編 [Blu-ray]翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 前編 [Blu-ray]
横浜ブルク13にて。テレビシリーズいちおう既見(うろ覚え)。冒頭の「ぷちっとふりかえりんてぃあ」で、チェインバーさんがテレビシリーズを振り返ってくれますが、もうちょっと人物紹介みたいな感じのほうが、うろ覚えの身には嬉しかった気がします。とくに本編で活躍する人は以前はこんなんだったんですよ〜みたいに。映画の中の描写でもなんとなく思い出すことはできましたけれども。具体的には海賊さんのことなのですが、温泉の時とか誰だっけ?、みたいな感じでした、すみません。終盤の大活躍はかっこよかったです。新入りさんは存在意義が
観了日:09月27日 監督:村田和也
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
シネマサンシャイン沼津にて。2D字幕版。アメコミとかマーベルとかよく知らないです。なんか宇宙のエネルギーを秘めたオーブをめぐって、いろんな勢力が奪い合ってドンパチなお話、だと思います。映像はすごいとは思うものの、どうにものめり込めない感じでした。個々の要素ではおもしろいなあ、巧いなあ、と感じる部分もあった気がするのですが、全体としてはいまひとつぴんとこない感じ。なんなんですかね、自分でも不思議。
観了日:09月21日 監督:ジェームズ・ガン
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray]THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 「シャイニーフェスタ」アニメBlu-ray同梱版(完全生産限定版) [Blu-ray]
静岡シネシティザートにて。ビデオマスター版。通常公開版既見。特典フィルムは小鳥さんでした。そのフィルムで当たった小鳥さんとプロデューサーさんが会話してる場面の、窓ガラスに雨滴がついて粒が伝って流れる映像は何回見てもすごいなあとため息が出ます。この場面以外にもいくつかあったと思いますが、この雨粒の描写が春香さんの目元から流れるところへ凝縮されるのはほんと秀逸。とはいえ、作画の修正の有無など素人目にわかるはずもなく、いつも通りのマスターピースを堪能させていただきました。
観了日:09月20日 監督:錦織敦史
るろうに剣心 伝説の最期編るろうに剣心 伝説の最期編
静岡シネシティザートにて。原作既読。るろうに緋村剣心さんと人斬りの後継者志々雄真実さんのお話。なぜだか、fate/Zero衛宮切嗣さんを思い出しました。この世のすべての悲劇を背負ってる、とか。が、剣心さんは独りではなく、味方がいました。志々雄さん相手に4人がかりとか容赦ない。怪我人相手にひどいものです。テレビゲームのラスボス然としています。そんなわけで、生死を賭けた、まさしく死闘が繰り広げられたわけですが、最後の最後に出張ってきた伊藤博文さんの一言で、まるで茶番だったかのようにあっさりと片づけられてしま
観了日:09月20日 監督:大友啓史
LUCY ルーシーLUCY ルーシー
静岡シネシティザートにて。PG12。字幕版。普段使われていない人間の脳みその領域に100%アクセスできるようになったらどうなるか、みたいな。きっかけが薬物というあたりが海外っぽい感じ。向こう側へ行ってしまうあの感じは「Serial experiments lain」だよなあ、と思ってしまいます。lainさんは人類には早すぎたんや。宇宙規模の膨大な知識が格納できてしまうUSBメモリさん有能。そういえばガイアの記憶が結晶化したメモリで怪人になったり仮面ライダーになったりもできるんでしたっけ。
観了日:09月20日 監督:リュック・ベッソン
舞妓はレディ舞妓はレディ
横浜ブルク13にて。マイフェアレディ未見。劇中で「京都の雨は盆地に降る」みたいな言い回しがあって、てっきり京都特有の含みのある慣用句なのかと思ってましたが、どうやら「マイフェアレディ」からの引用なのですね。先行作品を知らないとこういうことを知らなくて恥ずかしいです。お話は鹿児島弁と津軽弁バイリンガルな娘さんが舞妓さんを目指すというもの。ミュージカルで急に歌うのに面食らいますが意外となじんでいて心地よいです。
観了日:09月15日 監督:周防正行
イン・ザ・ヒーローイン・ザ・ヒーロー
シネマサンシャイン沼津にて。特撮戦隊ものスーツアクターさんのお話。他作品と比較して恐縮ですが、どうしても「太秦ライムライト」を思い浮かべながら見てしまいました。「太秦」の渋さと潔さに比べて、こちらは若いというか青い感じがします。福士蒼汰さんは未だに「フォーゼの人」と思っていましたが、立派なアクション俳優さんなのだと認識を改めます。大立ち回りは、なんだか長く感じました。
観了日:09月07日 監督:武正晴
キルラキル 9(完全生産限定版) [Blu-ray]キルラキル 9(完全生産限定版) [Blu-ray]
テレビ未放映の第二十五話「さよならをもう一度」収録。いやはや、熱いです。ニチアサとかの劇場版とかでありそうなアレな感じ。DTR大活躍。マコさんが「劣等生」と呼ばれているのを聞くと「さすがです皐月様」とか言いたくなるお年頃。第二十四話のエンディングにつながるあの場面はまんが版ナウシカクシャナ殿下のヴァルハラのくだりを思い出したりなんかして。
観了日:09月07日 監督:今石洋之
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第4章 [Blu-ray]THE NEXT GENERATION パトレイバー/第4章 [Blu-ray]
川崎チネチッタにて。「大怪獣現わる 後編」熱海沖に出現した謎の怪獣さんの顛末。某プロデューサーさんが出てきたり、怪獣大暴れの場面の特撮感が昨夜の某巨神兵さんと肩を並べるくらいすごかったりと、やりたい放題。「タイムドカン」特車2課に時限爆弾が仕掛けられたお話。前回の温泉回に続いて、まさかの水着回。泥臭い整備のお仕事なのに不思議と女子率の高い職場で、うらやましい限りです。
観了日:09月06日 監督:押井守
攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone
TOHOシネマズ川崎にて。機動隊の人たちが一斉にデモストライキの人たちに向かって発砲したりなんだりの大惨事。電脳社会って怖いですね。ネットでしばしば乗っ取りだのなんだのが問題になったりしていたみたいですが、あれがもっと酷くなった感じでしょうか。そんな簡単に他人の身体を乗っ取ったり交通信号を遠隔操作したり監視カメラの映像を傍受できたりするなんて。これを握っているのが国家権力だというから恐ろしい。あんな世界にならないために個人の力でできることなんて、はたしてあるのかしら。
観了日:09月06日 監督:工藤進
ルパン三世ルパン三世
シネマサンシャイン沼津にて。実写日本語吹替版(と表記したくなる勢い)。昔のテレビアニメシリーズは再放送で親しんだ世代です。マイケルさんだの何とかさん(失念)だのといったお仲間が増えて国際色豊富です。ルパンさんが巨大犯罪組織の一員にすぎないというところから意表を突かれますが、テレビの特番アニメのシナリオだと言われればそんなに違和感は無いかもしれません。五ェ門さんが割を食うのも大概いつものことですし。不二子さんのキャットファイト。女子の人同士のくんずほぐれつはよいものです。音楽面では、この王蟲の鳴き声みたいな
観了日:08月31日 監督:北村龍平
劇場版ポケットモンスターXY 破壊の繭とディアンシー [Blu-ray]劇場版ポケットモンスターXY 破壊の繭とディアンシー [Blu-ray]
シネマサンシャイン沼津にて。原作ゲーム未プレイ。地下の国のお姫様ディアンシーさんをめぐる争奪戦。敵性勢力が3つも4つもあって、利害関係が複雑に絡み合うので、けっこうややこしいです。とくに敵性勢力の1人である赤いお姉さまが、ちょっぴり財前時子様っぽくて、予告編から気になっていたわけですが、そのとおりの素敵な活躍でした。ちょろさ具合もいい案配。
観了日:08月31日 監督:湯山邦彦
るろうに剣心 京都大火編 通常版 [DVD]るろうに剣心 京都大火編 通常版 [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。原作いちおう既読(記憶は朧気)。前作未見。人斬り抜刀斎の後継者、志々雄真実さんが暗躍するお話。前後編の前編で、そこで終わりかよという引きですので、映画単品での完成度をお求めの向きには要ご注意。その代わり、部分ごとのかっこよさはさすがです。年齢制限は気にしていませんでしたが、人が丸焼けになったり、めった打ちにされた上に吊されたりと、けっこう凄惨な場面もありますので、グロ注意。けっこう、ひっ、となります。この実写版シリーズ、すごいという噂は目にしていましたが、実際に見てみると想像を
観了日:08月27日 監督:大友啓史
宇宙兄弟#0宇宙兄弟#0
川崎チネチッタにて。原作は途中で挫折中。テレビアニメほぼ未見。ムッタさんってやっぱりすごく有能なのだなあと思うと同時に、あの上司の人は部下がアイデアを出しやすくするべき立場なのに逆に潰してしまう方向で、担当するべき部署が違うのではないかとおもってしまったり。具体的な検証をする場面なんかでは能力を有効に発揮できそうなのに。「勇気だけを持って行け」はなんか覚えてました(ような気がします)。
観了日:08月25日 監督:渡辺歩
新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒
川崎チネチッタにて。原作未読。旧作未見。走り屋さんってみんなあんななんですかね。事故の危険性や怖さもしっかり描かれていますが、本人たちはそんなこと気にしてなさそう。対向車が来たらどうするんじゃろとか疑問でした。ヒロインさんは、なんじゃこの発情びっちさんは、と思ってしまったり。
観了日:08月25日 監督:日高政光
STAND BY ME ドラえもんSTAND BY ME ドラえもん
横浜ブルク13にて。3D版。原作既読。しずちゃんさようならパートでのび太さんとパパさんが対面したのは良改変に思います。結婚前夜でのパパさんの台詞の説得力が増したように感じました。星野スミレさんが押し入れのポスターからディナーショウを開催するようになるのも時間の流れを感じました。
観了日:08月14日 監督:八木竜一,山崎貴
幕末高校生 DVD通常版幕末高校生 DVD通常版
シネマサンシャイン沼津にて。現代日本の高校生3人と教師1人が幕末の薩摩による江戸攻めの頃へ時間移動するお話。先生と生徒というのが大きな特徴で、表題のわりに教員の苦悩的な側面が大きく取り上げられていました。ちゃんばら場面の中にエビ反りの人がいたような気がしましたが、あれが「太秦ライムライト」の福本さんだったのかしら。ちゃんばら自体はけっこう派手で迫力ありましたけど、画面がぶれぶれだったり急に二分割になったりして、ちょっぴり見にくかったです。それにしても、せっかくいいお話だったのにエンディングの選曲で台無しに
観了日:07月27日 監督:李闘士男
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS [DVD]烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS [DVD]
テレビシリーズは申し訳ないながらあまり見てません。(朝起きられないだけ)宇宙を駆ける鉄道が地上に墜落してくるお話。人間のイマジネーションってすごい。横浜からスカイツリー?、とか、あんなちょっぴり水をかけただけで虹がかかるものかしら?、とか、あれ大事故というか大惨事じゃねーか、とか思ってしまう人間はイマジネーションが足りないということでしょう。何より、下ばかり見ていて空を見上げない、というのは手厳しい指摘でした。それにしても25年周期って、まいんさんの年齢が気になります。騎乗ロボはトランスフォーマーの予告編
観了日:07月27日 監督:竹本昇
劇場版 仮面ライダー鎧武/ガイム サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! [DVD]劇場版 仮面ライダー鎧武/ガイム サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯! [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。テレビシリーズは途中で脱落してしまっています(朝起きられないだけ)。まず、テレビシリーズを途中で脱落していたため、町が廃墟と化していることに驚きました。恐ろしい。テレビシリーズにも俄然興味が沸いてきます。横浜みなとみらい地区観光案内みたいな雰囲気。コータさんの夢でした的な感じかと思いきや、ミッチさんみたく何かがおかしいと気づいて能動的に動く第三者もいたりするので、現実と虚構の境目があやふやになります。最後には全員で決めポーズからの一斉変身と、まるで戦隊ものかライダー大戦かという
観了日:07月27日 監督:金田治
GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組
静岡東宝会館にて。2D字幕版。日本のは見たことあるかもしれませんがあんまり知りません。謎の巨大生物ムトーさんとゴジラさんとがプロレスするお話。ゴジラさんかっこいい。焦らして焦らしてからの、ばばーんと登場したり、ぷぎゃーと青白い炎を吐きつけたり。でも、むしろムトーさんに感情移入する勢い。いろいろな形での親子の絆が描かれていて、それだけにムトーさんの悲哀が浮かび上がります。人間汚い。ムトーさん、何かに似てると思ったらたぶんえばー参号機ではないかしら。あとゼルエル? 振り返るとなんだかよくわからない部分もありま
観了日:07月26日 監督:ギャレス・エドワーズ
グランド・ブダペスト・ホテル(初回生産限定) [Blu-ray]グランド・ブダペスト・ホテル(初回生産限定) [Blu-ray]
静岡東宝会館にて。高級ホテル「グランド・ブダペスト」にまつわるお話。あちらの文化や歴史に疎いのでどこまで本当なのかよくわかりません。格調高い気取った感じを想像していましたが意外とはっちゃけてました。おもしろおかしい、ばかばかしい方向のおもしろさだ、これ。ホテル内で完結するクローズドものかと思いきや大半はホテルの外というのも意外。次から次へと、どうしてそうなった的なわけのわからない展開目白押しで、思いも寄らない方向へ飛んでいきます。あと、グロテスク要素が不意に襲ってくるので心臓に悪いです。
観了日:07月26日 監督:ウェス・アンダーソン
スイートプールサイド [DVD]スイートプールサイド [DVD]
静岡東宝会館にて。原作未読。毛のお話。思春期の女子の人にとっては深刻な死活問題なのだろうと想像するに、女子の人ってたいへんだなあと敬意を抱かずにはいられません。とくに後ろの席の女子の人からからかわれる様子はまさしく「からかい上手の高木さん」を実写にしたかのよう。うらやま……、とは後半の展開を観ると言えなくなりますが。高校の水泳部って更衣室男女共用なのかしら。あ、一部グロというか流血描写があるので痛いのが苦手な方は要注意。
観了日:07月26日 監督:松居大悟
太秦ライムライト太秦ライムライト
横浜ブルク13にて。チャップリンのライムライト未見。日本の時代劇を支えてきた斬られ役さんのお話。これはすごい。かっこいい。しびれる。あこがれる。昔ながらの古くさい「男の美学」的なものを凝縮したかのようです。年輪を重ねた身体からにじみ出る気迫。佇まいの鋭さ。所作の美しさ。同時に、老いに伴う衰え、悲哀。ひとつの道に専念して極め上げた人が、いかにして幕を下ろすか。現代日本を築いてきた世代が前線を退きつつある今このときを、まざまざと映し出しているかのようです。まさしく「しぬこと」に道を見出した人の、かっこいい生き
観了日:07月21日 監督:落合賢
思い出のマーニー思い出のマーニー
横浜ブルク13にて。原作未読。「あなたのことがだいすき!」の唐突さに女子の人の感情の飛躍を感じると同時に自分にはゆりゆりを楽しむ能力が失われてしまったのではないかと悲しくなった次第。あんなさんとマーニーさん以外では、七夕に一緒に行ったノブコさんのお友だちの人がけっこう美人さんだったような気がしたり、後ろのほうで浴衣姿でどんちきどんちき踊っていた2人が気にかかっていたり、双子らしいメイド姿のねぇやさんたちにほとんど出番が無かったり、マーニーさんのお母様が美人さんだったり、といったあたりが印象的でしょうか。
観了日:07月20日 監督:米林宏昌
her/世界でひとつの彼女(スパイク・ジョーンズ監督) [DVD]her/世界でひとつの彼女(スパイク・ジョーンズ監督) [DVD]
109シネマズ川崎にて。PG12。人工知能を搭載したOSのお話。人工知能が次第に成長していき、人間を凌駕していきます。日本に住んでいるとこういった場合のインターフェースは何かしら女性的な形に具体化されることが多いような偏見がぼくにはあるのですが、(初音ミクさん的なものを念頭においています)、やはり海の向こうは格が違いました。相手は姿かたちを持たない声だけの存在です。潔い。おかげで画面に映っているのは髭面のおじさまの顔ばかり。あんまり嬉しくないですが、役者さんの表情の微細な変化は見事だし、にっこり微笑まれる
観了日:07月19日 監督:
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]
川崎チネチッタにて。3回目。アンツィオ校のモデルがイタリアということでBGMもフニクリフニクラ風味なのですが、ふと、例の、鬼のぱんつがどうしたこうした的な日本語詞って最近の若い人たちに伝播しているものなのかしら、と心配になってしまいました。あとちびくろさんぼ的なぐるぐる回るとバターになっちゃうネタも。文化の継承って難しそうです。
観了日:07月19日 監督:水島努
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章 [DVD]THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章 [DVD]
川崎チネチッタにて。エピソード4「野良犬たちの午後」コンビニエンスストアというのは、短期間立てこもるにはうってつけの施設なのだということがよくわかります。糧食たっぷり。トイレ完備。平和な日本に住んでいるとなかなか意識しませんが、世界では紛争もテロルも戦争も現在進行形なのだという世相では、あながち荒唐無稽でもないのかもしれません。エピソード5「大怪獣現わる 前編」熱海沖に謎の大怪獣Gが出現するお話。温泉回。……かと思いきや。女子の人たちが温泉できゃっきゃうふふなんて二次元だけの幻想だったのか。あんなぎすぎす
観了日:07月19日 監督:押井 守
瀬戸内海賊物語瀬戸内海賊物語
シネマサンシャイン沼津にて。瀬戸内海は小豆島近辺を舞台に現代の小学生が村上水軍のお宝を探して大冒険なお話。いたって健全なごく普通のありふれた昔ながらのジュブナイルですが、主人公さんが女子児童さんということもあり、歪んだ目には、小学生は最高だぜ、と映ってしまうので危険。女子2、男子2、という組み合わせですが主導権は圧倒的に女子側が握っているのが昨今の潮流でしょうか。小学生だから仲良しこよしできていますけれども将来間違いなくどろどろする雰囲気。P.A.ワークスとかあんな感じ。エンディングでみんなが一緒に居ない
観了日:07月13日 監督:大森研一
オール・ユー・ニード・イズ・キル 3D & 2D ブルーレイセット(初回数量限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]オール・ユー・ニード・イズ・キル 3D & 2D ブルーレイセット(初回数量限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
MOVIX清水にて。2D吹替版。原作およびまんが版未読。侵略してきた異星人を撃退しようとするお話。とあるきっかけで主人公さんは死んだら記憶を維持したまま初日に戻るようになります。コンピューターゲームで失敗したらリセットしてやり直しを繰り返すことでプレイヤーが次第に習熟していく様子をそのまんま映像化したみたいな。主人公さんが挫けないのがすごいです。限りなく声響きみたく諦めたくなりそうなものですが欧米の男性は強い。
観了日:07月12日 監督:ダグ・リーマン
マレフィセント [Blu-ray]マレフィセント [Blu-ray]
MOVIX清水にて。2D吹替版。「眠れる森の美女」のお話。人間の国と妖精さんの国とが対立する世界で、欲にまみれた人間の国王に復讐するため、妖精さんは生まれたばかりの王女様に呪いをかけます。その呪いは真実の愛によってのみしか解くことができません。真実の愛とは、はたして実在するのか。「アナと雪の女王」もでしたが、男性性に対する嫌悪のここへ極まれりというか。立身出世欲は悪、保身も悪、愚鈍も悪、部下を酷使するのは悪、暴力なんてもってのほか。許されるのは、※ただしいけめん王子様に限る。何の取り柄もない男の身からする
観了日:07月12日 監督:
劇場版 K MISSING KINGS劇場版 K MISSING KINGS
MOVIX清水にて。テレビシリーズ未見。潔いほどに説明らしい説明は無くて、観て理解しなさいって方針みたいです。難しい。先入観として、男子の人ばかりのむさ苦しい雰囲気を想像していましたし、概ねその予想で間違ってもいないのですが、意外に、ちちしり物件でした。「ちら」どころか「もろ」の域。あざとい。むしろ、ちじょじゃねーか。ふとWUG劇場版を思い出すくらいに、ありがたみがありません。ろりさんも大活躍だし、アイエエエ、ニンジャナンデさんもいるし、意外と要所は女性が占めているみたいです。男子が観ても安心ですね。
観了日:07月12日 監督:鈴木信吾
トランセンデンス [DVD]トランセンデンス [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。字幕版。プレゼント・デイ、プレゼント・タイム、HAHAHA……。昔懐かしい、コンピュータネットワークに人格を移植するお話。移植した人格は果たして本人そのものなのか。さらに、その移植された人格を別人に移植した場合、その別人を元の本人として認識できるか。人類の愛が試されます。が、むしろ科学技術否定派によるテロリズムのほうが狂暴に見えてしまいます。
観了日:07月06日 監督:ウォーリー・フィスター
春を背負って 通常版(DVD1枚)春を背負って 通常版(DVD1枚)
横浜ブルク13にて。原作未読。登山客をもてなす山小屋のお話。お話はどうということないですが、四季折々の山の景観がとても綺麗です。雪山登山はひやひやします。無茶な登山はやめましょう、みたいな注意喚起をするべきかと。息子さんの友人な家具職人さんの扱いが、いまいちよくわかりませんでした。嫁さんと息子さんは何処へ行ってしまったのかしら。
観了日:07月06日 監督:木村大作
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! [Blu-ray]
横浜ブルク13にて。テレビシリーズは、はじめの数話だけネット配信にて視聴してたはず。(あまり覚えてなかったり。)女子の人の嗜みとして「戦車道」が在る世界。学生さんたちによる学校対抗の大会が開催されていて、そのうちのひとつの試合を描いたお話です。男子ってば、ほんとどんぱち好きね。ど突き合って超近距離でどかーん、とか盛り上がらないはずありません。うひょー。戦車の動き、すごいー。イタリアの戦車、軽いー。重量感ないなーと思ったら、むしろその軽さこそが重要だったとは。
観了日:07月05日 監督:水島努