ベイマックス 感想

映画「ベイマックス」を観ました。

2D吹替版。

主人公さんのお兄さんが作ったケアロボット・ベイマックスさんのお話。

いろいろとネタバレ既見で臨んだので驚きは小さくてすみましたが、やはり予告編でのイメージとは異なる印象です。

とはいえ、泣けることには変わりありません。

溶鉱炉に沈んでいくベイマックスさん……、というのも案外遠からずなネタバレでありました。

無垢で単純な人工知能があなたの心とカラダを守ります。

以下、ネタバレ注意。

そんなわけで、インターネットを眺めていると否が応でもネタバレが目に入ってくる昨今、今さらネタバレだの広告さぎだの言っても仕方ないわけですが、
あの広告で、届けたい対象へ届くのかというと、正直よくわかりません。

大切なお兄さんを失った弟さんがベイマックスさんによって癒されるお話を期待していると、
あながち間違っているわけでもなく、むしろ大筋としてはその通りであるものの、
何か違うような感想を持ってしまうのも否めない気がします。

かといって、アメコミ的なマーベルヒーロー色を推したところで客層は限られてしまうでしょうから、さじ加減が難しかろうことは想像できます。

宣伝広告ってたいへんですね。

お話の本筋とは別のところで考えさせられるのは、「大学」の在り方の意識でしょうか。

日本では、ぼくの世代でも大学全入なんて言われていたくらいで、高校から大学へ進学するのも当たり前のような認識で、大した目的意識も無いままにただなんとなく進学していましたので、ひたすら受け身で教えてもらう姿勢でしかなく、

本作で描かれるような、何かやりたい目標があって、それを実現するための場としての大学や研究室という認識を持たずに過ごしてきてしまったのは、今さらながら、もったいないことをしたと思います。

今、思い返すと、研究室の先輩方はそれぞれにはっきりとした目的意識を持っていて、しっかりと研究に取り組んでいたのがよくわかるのですが、
そしてそれがすごく楽しそうで、憧れの存在だったのですが、
肝心の自分の気持ちはというと、ただ他の人の後追いだけで満足してしまっていて、何か新しいことに挑戦しようというところまでは気持ちが及ばず、
ああ、ぼくは研究職には向いてないのだなあ、と痛感しただけでした。

未だにパカパカなフィーチャーホンを使っていたりして新しいものアレルギーな時点で、研究職なんてできようはずもないのかもしれません。

そんなわけで、個人的な経験と照らし合わせると落ち込むこともありますが、

むしろ、研究職って楽しそう、とか、ああいう発明をしてみたい、とか、子どもさんたちに夢を見せて、その夢を実現するための道筋をある程度具体的に示したりすることができる作品というのは、貴重だろうと思います。

不正は正されねばなりませんが、かと言って、何か新しい発明をしようとする試みを叩き潰すような社会では、萎縮してしまいます。

糾弾するばかりの狭量さでなく、時には称賛できるような寛容さも持ち合わせたいものだと思います。

褒めるって難しいですが。

そんなこんなで、個人的にはゴーゴーさんが素敵だと思いました。

おばさんも好き。

研究職の人たちが自分の発明を元にスーパーヒーローになる展開は熱いですが、それを使いこなすにはそれなりの筋力や運動能力が必要のようで、そのあたりはちょいと飛躍が大きいかもしれません。

開発者とそれを実際に着用する使用者は別人のほうが、現実味は高いかもしれません。

でも、やっぱり、自分の発明でパワーアップするからこそ、夢があるとも言えるかもしれません。

個人的には既に自分の限界を思い知っているつもりではありますが、
限界なんて突き破っていくものだ、という気概を持つことも時には必要かもしれないという意味では、やはり天元突破。

2014前半見た映画まとめ（鑑賞メーター）

なんか書ききれなかったみたいなので、分割。

2014年の鑑賞メーター
観たビデオの数：111本
観た鑑賞時間：10510分


攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 3 [Blu-ray]
TOHOシネマズ川崎にて。押井版神山版未見。草薙少佐が隊員を勧誘するお話。border1〜2とも繋がっているみたいですが記憶力が乏しいものですっかり忘れています。トグサさんは未加入ですが、他の隊員さんたちはいつの間にやら仲良しさん状態に。敵対しているんじゃないかってくらい険悪だったような気がしたのですが。バトーさんは少佐のプライベートに詳しすぎます。ずいぶんとあけすけです。ともあれ草薙少佐が男をとっかえひっかえするビョーキというところがけっこうびっくりではありました。
観了日：06月28日 監督：黄瀬和哉
渇き。 プレミアム・エディション(2枚組+サントラCD付)[数量限定] [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。R15+。原作未読。失踪した娘さんを探すお父さんのお話。なんとも救いがありません。治安が悪い国は怖いですね。血はどばどば流れるし、薬物的なものは氾濫しているし、銃弾が飛び交うし、車は激突するし、性は乱れているし、まさしく世も末です。ナイフで刺されるとかは、痛いのでしょうけれどもあんまり実感が無いので大したことなく思いますが、カッターナイフでちょっと切られるとかは、どうにも実体験が重なって、痛い痛いってなります。要注意。出てくる人の大半が、ごみとかくずとか言われるような人ばかり。
観了日：06月28日 監督：中島哲也
聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY
横浜ブルク13にて。原作はこの聖域十二宮編は既読。青銅聖闘士星矢さんたちがアテナを守るために黄金聖闘士さんたちと戦うお話。CGアニメーション。聖矢さんの表情がころころと変化したり身振り手振りが大げさだったりなあたりは、どことなく海の向こうっぽく思ったり。不気味の谷はそれほど感じなかった気がします。黄金聖闘士さんたちは神にも等しいだけあって、基本的に役立たず。そんな中で目立っていたのはキャンサーのデスマスクさんでしょうか。唐突に歌うよ〜。サンクチュアリの構造自体もなんだか異世界風ですごかったですが、それが崩
観了日：06月21日 監督：さとうけいいち
映画「たまこラブストーリー」 DVD
シネマサンシャイン沼津にて。まーけっと未見。3回目。たまこさんの後頭部の曲線がきれいだなあ、とか、その向こう側に広がる空の配置がなんだかかっこいいなあ、とか、思ったりしました。
観了日：06月15日 監督：山田尚子
万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(綾瀬はるか・松坂桃李 出演) [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。原作未読。何でも鑑定できる女性鑑定士さんがモナリザさんを鑑定するお話。それ鑑定ちゃう、手品や。みたいな。なんか変だと感じるようなところには大概理由がありましたが、それでも、なんだそれ？、とか、いやいやそれはない、とか、内心でつっこむのが楽しいです。この鑑定士さん、驚異的な記憶力が武器のようなのですが、その記憶方法として、五感や喜怒哀楽といった感情を総動員している、とのことです。本を読みながら泣いたり笑ったり、においをクンカクンカしたりと、ちょっとイっちゃった感じの綾瀬はるかさん
観了日：06月15日 監督：
青天の霹靂 通常版 DVD
横浜ブルク13にて。原作未読。冴えない奇術師さんが過去にタイムスリップするお話。ドラえもんさんでいうところの、「ぼくの生まれた日」とか「プロポーズ作戦」とかあの辺の雰囲気でしょうか。ベタではありますし、予告編から想像できる通りそのまんまではありますが、それだけに手堅いです。笑えるし泣けるし。よいものです。フツーに生きるって難しい。
観了日：06月08日 監督：劇団ひとり
PERSONA3 THE MOVIE #2 Midsummer Knight’s Dream
横浜ブルク13にて。原作未プレイ。自分のこめかみを銃で撃ってなんか召喚して戦う系のお話。夏で海で水着回。噂のアイギスさん登場。しょた。カレンダーのせいでなんだか話がぶつ切りに継ぎ接ぎされているような印象を受けてしまいました。戦う理由がどうたらこうたら。RPGで、クリアするのがもったいなくてラスボスを倒さずにぐるぐるしてしまう勢の自分には身につまされます。
観了日：06月07日 監督：田口智久
相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ (通常版) [DVD]
横浜ブルク13にて。テレビシリーズはあまり知りません。絶海の孤島で組織している民兵さんのお話。軍人さんの中に紅一点とか、えろまんが脳としては下世話な妄想をせずにはいられませんでした。実際、当たらずとも遠からずなのも含めて。それはともかく、表題に「密室」を冠するのは、疑問です。閉鎖空間とはいえ、容疑者もみんなその内部に居るわけで、いわゆる不可能犯罪的な意味での「密室」とは異なるあたり、要注意です。
観了日：06月01日 監督：和泉聖治
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章 [Blu-ray]
109シネマズMM横浜にて。「エピソード2 98式再起動せよ」「エピソード3 鉄拳アキラ」の二本立て。整備の人たちが大活躍です。
観了日：05月31日 監督：押井 守
WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ DVDスタンダード・エディション
MOVIX清水にて。原作未読。林業のお話。ちゃらい感じの都会っ子さんが一年間の研修を通して山の男になっていきます。マチズモの世界でしょうか。登場した林業屋さんの中でも、主人公さんの直属の先輩にあたるヨキさんがいちばんの若手っぽいあたり、高齢化というか後継者不足は深刻そうだなあ、などと思わされます。ニッポンのお祭りは野蛮ですね。
観了日：05月18日 監督：矢口史靖
映画「たまこラブストーリー」 DVD
MOVIX清水にて。2回目。「まーけっと」未見。高校生のたまこさんともち蔵さんのお話。前半はもち蔵さん視点、後半がたまこさん視点、でしょうか。ある時点を境にがらりと反転します。そんなわけで、たまこさんの心情の変化を追体験するというのも、ひとつの楽しみ方なのかもしれません。ただ、最近読んでいるエロマンガスタディーズの影響で余計なことをあれこれ考えてしまうのは困りものです。男子からの一方的な攻撃によって生じる女子の人の混乱と動揺から受容へ至る経緯は、ある種のえろまんがの類型に近いお話構造ともいえるかもしれない
観了日：05月17日 監督：山田尚子
機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 7 (初回限定版) [Blu-ray]
MOVIX清水にて。原作未読。宇宙へ進出した人の革新のお話。完結編。冒頭では、これまでのあらすじではなくて、無印からZ、ZZ、逆襲のシャアと続く宇宙世紀の歴史をおさらい。本編にもつながる重要要素でした。そんなわけで、圧倒的な映像美と音楽に包まれながらも、展開されるのは、どこか観念的なお話。時間と空間を飛び越えてあっちの世界へ飛び立ちます。ネオジオングさんに後光が輝きます。ヒトは宇宙へ出ると光を放てるようになるみたいです。
観了日：05月17日 監督：古橋一浩
えいがパンパカパンツ バナナン王国の秘宝
静岡東宝会館にて。静岡ローカルネタだかなんだか、詳しいことは存じ上げません。ぱんつを武器に戦う子豚のパンパカさんのお話。HKの系譜でありましょうか。ぱんつの柄が妙に生々しいです。縞ぱんを装備するお祖父様は上級者なのかもしれません。入場特典はぱんつ状の団扇で、劇中でパンパカさんが危機に陥った際にその団扇を振り回すことで応援することができる、某ミラクルライト仕様。これからの季節、団扇は実用的でいいですね。
観了日：05月11日 監督：べんぴねこ
ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]
静岡東宝会館にて。これまではTV版しか観たことなかったはず。台詞もそれなりに覚える程度には繰り返し観ていると思いますが、正直なところ、リマスターによる違いはよくわかりませんでした。が、ともあれ、大スクリーンで観賞できる喜びを堪能させていただきました。今はこれが精一杯。
観了日：05月11日 監督：宮崎駿
地球防衛未亡人 【DVD】
ジョイランドシネマ沼津にて。怪獣に婚約者を踏みつぶされた妙齢の女性・ダン隊員が復讐のために戦闘機を駆るお話。外交問題だったり放射能廃棄物の諸問題だったり組織運用上のいざこざだったり。怪獣特撮パロディとしてはパシフィック・リムとはまったく別方向に振り切れているのではないかしら。あと、へそ。
観了日：05月10日 監督：河崎実
劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹 DVD(通常版)
シネマサンシャイン沼津にて。観賞済みと気付かずに二回目。新撰組さんが散っていくのがなんとも悲しくて、まさしく桜のようでした。
観了日：05月10日 監督：山崎理
劇場版 世界一初恋~横澤隆史の場合~ 限定版 [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。原作未読。まんが出版社の営業さん（♂）と編集長さん（？、♂）のお話。仕事ができる社会人っぽいのに頭の中がすっかり恋愛脳って、幸せそうでうらやましいです。
観了日：05月10日 監督：今千秋
ネイチャー [DVD]
横浜ブルク13にて。3D吹替版。原題が「Enchanted Kingdom」というらしく、ナレーションでは、しきりに「王国」を強調していましたが、結局のところ、王様が誰なのかはわかりませんでした。動物さんの世界が苛酷なのは既に周知の域ですが、この映像では、意外とまったりのびやかゆるやかな面も映し撮られていました。喰うか喰われるかみたいな弱肉強食的世界観はわりと少なめだったと思います。動物さんの生態と並行して映される非生物の世界の、鮮やかな色彩や、変化し続ける流体の複雑系もまた、やはり美しいものです。
観了日：05月05日 監督：パトリック・モリス 、 ニール・ナイチンゲール
映画「たまこラブストーリー」 DVD
横浜ブルク13にて。テレビシリーズ「たまこまーけっと」は未見。表題通りの、真っ向勝負です。こっぱずかしい。世界ががらりと姿を変える瞬間の、どきどきしてふわふわしてぐるぐるする、なんだかわけのわからない感じが、切り取られているように思えます。こりゃすごい。茶髪の、みどりさん？、の視点がまた、よい案配。「君の知らない物語」的な。
観了日：05月03日 監督：山田尚子
テルマエ・ロマエII DVD通常盤
横浜ムービルにて。原作既読ながら最終巻は未読。お風呂をめぐるお話。前作の続きなので、前作を観ていた方が楽しめると思います。やはりルシウスさんの反応がいちいち楽しいです。元来、しかつめらしい表情のはずのルシウスさんですが、今回はわりと顔を綻ばせていることが多かったように感じました。楽しそうで何より。
観了日：05月03日 監督：武内英樹
名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)
静岡シネシティザートにて。原作ほとんど未読。テレビシリーズもほとんど未見。知らない間に登場人物が増えていて驚きました。予告ではてっきり劇場版限定かと思ってたいましたが、どうやらレギュラーさんなご様子。オープニングで、いつものテーマ曲に合わせてざっくりした説明はありましたが、正直なところよくわからんでした。重要人物っぽい雰囲気はぷんぷん醸し出していますけれども。そんなわけで、終盤、コナンさんはあの人も謎を解いたのか！みたいなことを言っていましたが、もっと、そこであんなことをしてしまうことに驚くべきではないの
観了日：04月26日 監督：静野孔文
映画クレヨンしんちゃん ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん
静岡シネシティザートにて。ロボとーちゃんのお話。野原ひろしさんがかっこよすぎて泣けました。最近だとスペース☆ダンディのカメレオン星人回が記憶に新しいですが、それはともかく。「ドリル！先が尖ってない！」「最近のはこうなんだよ！」の流れがいちばん笑えたかも。そりゃそうだ。巨大ロボの登場には盛り上がりましたが、五木ひろしさんのネタだけはあまり受け付けませんでした。それ以外は概ね堪能させていただきました。
観了日：04月26日 監督：高橋渉
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 [Blu-ray]
シネマサンシャイン沼津にて。地下帝国バダンが世界をひっくり返そうとするお話。正直なところ昭和ライダーはよく知らないので誰が誰やら状態ですが、Wさんと風都、「お前の罪を数えろ」にしびれました。ジョーカーさんかっこいい。人の死をテーマにした意外に重いお話だったように感じます。昭和ライダーさんたちはなんかめんどくさい。オチの、なんだそれ、感。ライダーさんたちがちまちまと同士討ちをしている一方で、戦隊さんがずばっと解決していて、もうみんな戦隊さんでいいんじゃないかな、とか思ってしまいました。
観了日：04月12日 監督：柴崎貴行
白ゆき姫殺人事件 [DVD]
横浜ブルク13にて。原作未読。とある殺人事件をめぐる、マスメディア屋さんの取材とSNSによる拡散のお話。ついった怖い。というのが表層ですが、その向こうには女子の人怖い、ニンゲン怖い、という感覚がありそうです。同じ出来事でも語る人の主観によって見え方が食い違うのが、単に思い込みによる差異かもしれなければ、証言者が意図的に改変している可能性もあって考えさせられます。誰が正しいとか何が本当かなんてことは、あるいは当事者本人にすらわからないのかもしれません。車のカギの謎はよくわかりませんでしたが、そんな些事はどう
観了日：04月06日 監督：中村義洋
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章 [DVD]
109シネマズMM横浜にて。発進シークエンスの盛り上がりがすばらでした。
観了日：04月05日 監督：押井 守
【Amazon.co.jp限定】アナと雪の女王 MovieNEX (オリジナル絵柄着せ替えアートカード付) [Blu-ray + DVD]
横浜ブルク13にて。2D吹替版。原作はよく知りません。とある王国の王女姉妹のミュージカル風なお話。予告編等で散々流れていてすっかり耳に付いて離れないあの歌は、日本語版でも迫力充分。その場面までの積み重ねもあいまって、雪の女王エルサさんに感情移入してしまいます。孤独という自由と悲痛な決意。何はともあれ姉妹ゆりばんざい。併映の短編はミニーさんの自由なたくましさが印象的でした。
観了日：03月23日 監督：
神様のカルテ2 DVDスタンダード・エディション
横浜ブルク13にて。原作未読。これまでお父さんお母さんの犠牲でどうにか成り立っていた日本経済が破綻しつつある現状を糾弾するだけで、これといった解決策の提示は無く精神論っぽい感じに落ち着いてしまったのかなあという印象でした。看護士さんのしらの切りっぷりはお見事でしたけれどもまさしく日本企業の隠蔽体質という気もしてしまいます。
観了日：03月22日 監督：深川栄洋
映画プリキュアオールスターズNew Stage3 永遠のともだち 特装版 [Blu-ray]
横浜ブルク13にて。はぴちゃさんはあまり観ることができていません。悪夢を食べるバクさんのお話。先輩方の成長っぷりに、余所の子ながら立派になってまあと感心することしきりでしたが、翻って自分を振り返ると、精神的に自立しきれていない身にはたいへんつまされるお話でありました。
観了日：03月21日 監督：小川孝治
劇場版プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン[DVD]
横浜ブルク13にて。原作ゲーム未プレイ。テレビシリーズはにこにこ配信で数話観た程度。表題どおりに、歌番組のベストテン（今ならCDTV？）形式で、アイドルさんたちが歌って踊るだけの大胆な構成。こりゃすごい。今どきの女児さんたちはこんなすごいもので育っているのかと思うと末恐ろしくなります。併映のマジカルみおんさんもおもしろかったですが、大きい観客層向けっぽくて正規の客層に伝わっているのかは心配も。
観了日：03月21日 監督：赤尾でこ
しまじろうとくじらのうた
静岡東宝会館にて。ヤドカリさんと何かのお花さんの進行に戸惑いつつ、何故か実写ミュージカルのオニヒトデさんに悲哀を感じながら、迷子のクジラさんに手に汗握り、7分間の休憩にほっとしたりしました。メガホン万能説。ネコ耳さんやウサ耳さんと仲良しな上に美人のママンにぎゅーっとしてもらえるしまじろうさんがうらやましい。
観了日：03月15日 監督：平林勇
劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹 DVD(通常版)
静岡東宝会館にて。原作未プレイ。新撰組で鬼なお話。桜の樹が綺麗でした。
観了日：03月15日 監督：山崎理
銀の匙 Silver Spoon DVD並盛版
静岡シネシティザートにて。原作未読。農業高校の、わりと酪農寄りのお話。屠畜の場面があるので、要注意。心の準備が必要です。原作の人気っぷりから、もっとおもしろおかしいお話かと想像していましたが、思っていた以上に農業の世界は苛酷なのだなあと痛感させられます。「のうりん！」もそうですが、なんだかたいへんそうだなあ、というのがどうしても先に立ってしまい、自分もやってみたいというほどの動機づけは難しそうな気がします。農業に従事なさっている皆様には、ただただ頭が下がる思いです。
観了日：03月09日 監督：吉田恵輔
偉大なる、しゅららぼん スタンダード・エディション [DVD]
シネマサンシャイン沼津にて。原作未読。琵琶湖の水をめぐる超能力バトルもの。超能力発動時の効果音があまりにもひどくて耐え難いほどだったのですが、オチを聞いて納得。したものの、苦痛にはかわりありませんでした。琵琶湖が割れる場面は大迫力。ただ、湖の底ってあんなにきれいなものなのかしら？、と疑問に思ったりもしました。
観了日：03月08日 監督：水落豊
映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~ DVD通常版
シネマサンシャイン沼津にて。原作既読。旧作は記憶無し。地球最後の秘境を求めて、アフリカの奥地を大冒険するお話。このドキドキワクワク感がたまりません。衛星写真を一枚一枚印刷しているあたりにはさすがに時代の流れを感じます。まさか個人がこんなにも自由かつ手軽に衛星写真を閲覧できる日が来ようとは。カミナリさんがアレを燃やすのではなく分解して粗大ゴミというのも時代の潮流ですかしら。サベール隊長かっこいい。
観了日：03月08日 監督：八鍬新之介
魔女の宅急便 [DVD]
横浜ブルク13にて。原作未読。魔女見習いの娘さんが独り立ちするお話。コリコの街での魔女の扱いが、微妙に気になりました。歌手の人の姪っ子さんのお母様が亡くなるまではそこに居たのではないのかしら。呪いみたいな負の感情を向けられるのはきついです。「嵐の中で血清を取りに行く」みたいな話にはしたくなかったと宮崎駿監督が言っていたと思いますが、フツーの人がフツーに撮ると、こうなってしまうのだなあ、というのがよくわかりました。中心喪失病(みたいな名前だったかしら？)、怖い。
観了日：03月02日 監督：清水崇
劇場版 TIGER＆BUNNY The Rising
MOVIX清水にて。ヒーローさんたちがスポンサーを背負って活躍するお話。テレビシリーズの最後で2部に降格したところからの続きです。アニエスさんの強かさとつんでれっぷりがすばらです。
観了日：02月16日 監督：米谷良知
BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅
静岡シネシティザートにて。原作未読。シッダールタさんがブッダに目覚めるまでのお話。結局のところシッダールタさんがどうしてそんなに偉いのかがよく飲み込めませんでした。ただ単に生まれつき天から与えられただけに見えてしまいます。世の中って不公平。
観了日：02月11日 監督：小村敏明
黒執事 DVDスタンダード・エディション
シネマサンシャイン沼津にて。原作未読。貴族のお坊っちゃんが、あくまで執事さんを従えて、連続ミイラ化事件を解明しようとするお話、だったのだと思います。異国情緒が満載です。執事さんの慇懃っぷりとお坊っちゃんのヘタレリョナっぷりを堪能いたしました。ミイラがけっこうグロテスクだったり、ドラッグ怖いだったりと、年齢制限がついても不思議ではない気もしましたが、大丈夫なのかしら。ともあれ、人体実験は悪趣味ですよ〜、という感じ。
観了日：02月09日 監督：大谷健太郎 、 さとうけいいち
小さいおうち
横浜ブルク13にて。原作既読。赤い屋根の小さいおうちを舞台にした奥様と女中さんのお話。期待していた太平洋戦争前の東京の描写はほとんどなくて肩すかし。睦子さんの出番も少ないので、なんだかフツーのヘテロなお話みたいでした。
観了日：02月02日 監督：山田洋次
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- [DVD]
バンダイチャンネルにて、昨年12月の上映会の配信を。テレビ版完結から数年後、伝説となったナデシコクルーが再集結するお話。懐かしい。テレビ版も暮れに冒頭3話の無料配信だけですが見返していました。「君の知っているテンカワアキトは死んだ」の悲しさ。ルリルリさんは素敵なお姉さんになりました。
観了日：01月19日 監督：佐藤竜雄
ゲド戦記 [DVD]
テレビ放送にて。個々の場面では感じるところもあったような気がしますが、つぎはぎだらけで全体としての像がぼんやりしてしまってる感じ。原作と原案の世界設定を知った上で、それとは別物だという高度な読み方を強いられます。
観了日：01月17日 監督：宮崎吾朗
ジャッジ! [DVD]
横浜ブルク13にて。CMの世界グランプリを決めるお話。賞を決める審査員のご苦労がしのばれます。世界を相手に孤軍奮闘する、日本SUGEEEもの、です。少しばかり日本贔屓すぎやしないかという気がしないでもないですが、そんなことよりも、冴えないボクが味方の協力を得て大きいことを為す願望充足感が勝ります。それにしても、ラムさんや涼宮ハルヒさんがあんなにも受け入れられるとは、やはり世界は寛容です。外国の人の涼宮ハルヒTシャツの似合いっぷりといったらもう。あとペン回しの満を持して感。
観了日：01月13日 監督：永井聡
47RONIN(キアヌ・リーブス、真田広之、柴咲コウ、浅野忠信 出演) [DVD]
静岡シネシティザートにて。2D吹替版。忠臣蔵のお話。実は忠臣蔵自体をよく知らなかったので、こんなにおもしろいものなのか、と目を開かされました。忠義とはどう在るべきか。桜の下にずらりと並ぶ白装束が美しくも悲しいです。
観了日：01月04日 監督：
武士の献立 [DVD]
横浜ブルク13にて。包丁侍さんのお話。饗応料理が豪華でした。人物配置はなんとなく少女まんがっぽく感じました。両親を亡くして奥方様に育てられた料理に秀でたヒロインさん。ヒロインさんよりも年下で包丁よりも剣の道に未練のある旦那さん。旦那さんの幼なじみで旦那さんの友人の奥さん、等々。心理戦です。
観了日：01月04日 監督：朝原雄三

鑑賞メーター