翠星のガルガンティア前編 感想

映画「翠星のガルガンティア〜めぐる航路、遥か〜前編」を観ました。

テレビシリーズ、いちおう既見。(うろ覚え)

冒頭の「ぷちっとふりかえりんてぃあ」で、チェインバーさんがテレビシリーズを振り返ってくれますが、なるほどわからん
もうちょっと、人物紹介みたいな感じのほうが嬉しかった気がします。
とくに本編で活躍する人は以前はこんなんだったんですよ〜みたいに。
具体的には海賊さんのことなのですが、突然ばばーんとかっこよく登場されても、あれはあれでめちゃくちゃかっこよくて痺れましたけれども、やはり以前はあんなんだったのにみたいなギャップを見せてくれてもよかったのではないかしら。
というのが今回のハイライト。



チェインバーさんがいなくなった後の、船団ガルガンティアのお話。

船が群れていたらいろんなトラブルがありますよね、みたいな感じで、平穏ながらもあれやこれやあるご様子。

劇中ではなんだかものすごくたいへんなことになっているのに、見ているこちらは、あ〜なんかたいへんなことになってる〜くらいに緊迫感のない姿勢で見ていたので、なんだか他人事に見えてしまいました。

日常の生活感とかの描写はものすごくて、この人たちはこういう風に生きているのだなあというのがよくわかるのですが、それだけに事件が唐突というか、お話を盛り上げるための事件にも見えてしまったりうんぬん。

作り込まれた舞台設定と、取って付けたようなちょっとした大ピンチというのは、とても映画らしいお話なのですが、それだけに絵空事のように見えてしまったのかもしれません。

とはいえ、存在意義のわからなかった新キャラ(でしたよね?)による引きは強いので、後編も気になってしまうのでした。



あとはやはり海賊さんの大活躍が必見です。