移動都市/モータル・エンジン 感想

映画「移動都市/モータル・エンジン」を観ました。
2019年3月9日、シネシティザートにて。字幕版。
原作未読。

・映像すごい

翠星のガルガンティアとかクジラの子らは砂上に歌うとかみたいな、都市単位で移動するようなやつの元ネタみたいな感じなのかしら
・劇場版ウテナの世界の果てカーとかも

・ばかでかい城が爆走してるだけでワクワクします

・3月21日現在、「アリータ:バトル・エンジェル」を見たので改めて対比したくなったり。
(アリータの感想参照)

 

・序盤でお尋ね者みたいな形でチラッと出てきた人が中盤くらいからめちゃめちゃ大活躍しててかっこいい
・あの赤い飛行機、はじめは羽ばたいているのかと思ってましたけど、あの羽根みたいな部分は気球みたいな感じだったのかしら

 

・パンドラさん
パンドラの箱の逸話を知ったのがハーメルンのバイオリン弾きでだったもので、なんかこう、そういうイメージが強いというか、本作もそれを補強するような
・独り身のはずの母親のところに知らん男が入り浸ってるって


メデューサ
・撃つ度に、にょろーんと首をもたげて、ぶっぱなして、またにょろーんと首を格納する、みたいなシークエンスを毎回やるのかと思うと、なかなかめんどくさい機構になっているようで
・禍々しさはありましたけど、これと比べると、シン・ゴジラでの内閣総辞職ビームは単なる破壊力だけではなくて神々しさのような人智を超える威圧感みたいな演出がものすごかったんだなあみたいなことを思ってしまったり
・取り返しがつかない絶望感みたいなの

 

・男主人公さんって何か役に立ってたかしらと思ってしまうくらい印象薄い気がしてしまいますが、生き別れの姉妹を結びつけたという点で重要な立ち位置ではあったのかも

 

・この作品も、ああいう移動都市が移動してあちこちを回ってるだけの世界を見ていたい気持ち