名探偵コナン2014 異次元の狙撃手 感想

映画「名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」を観ました。

原作ほとんど未読。
テレビシリーズもほとんど未見。

知らない間に登場人物が増えていて驚きました。
予告ではてっきり劇場版限定かと思っていましたが、どうやらレギュラーさんなご様子。

オープニングで、いつものテーマ曲に合わせてざっくりした説明はありましたが、正直なところよくわからんでした。
重要人物っぽい雰囲気はぷんぷんしますけれども。

そんなわけで、お話としては、どこかのスカイツリーによく似たベルツリーを舞台に、スナイパーさんをめぐってのあれやこれや。
元軍人のスナイパーさんといえば、ブラックラグーン小説版が印象深いですが、今回は関係ありません。

しかしまあ、世の中物騒なものです。
ベルツリーに登れば射殺され、特急列車の指定席でも射殺され。
晴天でも傘を差して歩く人々は滑稽ですらあります。
昔ながらのマスメディアの影響力の大きさを感じます。
予告編で散々煽られていたソーシャルメディアなんて、その影響力はまだまだ大したことないようです。

無差別射殺もですが、コナンさんが直接の原因とも言えそうな交通事故なんかは報道されたりしないのかしら。
スケボーで車道を走るのは危険です。
あ、スケボーでトラックの下をくぐり抜けるあたりは、なんとなく劇場版ウテナウテナカーを思い出したりしました。

フォーゼさんは、元軍人さんということでしたが、残念ながら期待するほどのゲイゲイしさはありませんので要注意。
いや、たぶん掘り下げたらそっち方面へ向かうと思われるのですが、ほぼ、そういった描写は無かったように感じます。
観る人が観ればわかるのかもしれませんけれども。
動機的なものもなんだかうやむやでしたし、結局どうして今更なのかもよくわかりませんでした。

あ、ネタバレ、後進を育成して卒業試験的な意味合いだったとかいうことなのかしら。

ともあれ、日高のり子さんがボクとかいうと、ナデシコのハーリーくんを思い出しました。

思い出してばっかりだな。