攻殻機動隊 新劇場版 感想

映画「攻殻機動隊 新劇場版」を観ました。
映画『攻殻機動隊 新劇場版』

押井監督版「GHOST IN THE SHELL」(以降GISと表記)未見。
ARISEシリーズは劇場公開分はいちおう既見。
テレビシリーズ未見。

GIS以前を描いたARISEシリーズから、GISへと接続するお話、だと思います。

ARISEシリーズを見てないとわかりにくいのではないかと思います。

今作でも大活躍する登場人物さんとか、ファイアスターターさんとの因縁とか。

最後にはGISへと繋がっていきそうな雰囲気が描かれていましたけれども、GIS未見なので詳しくはわかりません。
観ておかなければ、とは思っているのですけれども。

検死のガバガバさが少し気になりました。
被害者側についてはあまり詳しく視ないのかもしれませんけれども、あれだけ義体が普及している世界なら、生身か義体かくらいの識別もしないのかしら。
と思ったけど、本人が元から義体だと、それが本人なのか別人なのかの識別は難しくなったりするのかしら。
シリアル番号みたいなトレーサビリティーとか無さそうだしなー。

あとスクリーンの影響か、暗い画面のとき何が映っているのか見えにくくて難儀しました。
本作に限らず、夜とか建物の中とかで暗闇に紛れてなんやかんやする場面が見えにくくなってきている気がして、こういうのも視力の衰えなのかしら。

そういえば、草薙少佐も含めて隊員さんたちの人物紹介みたいなのもほとんど無かったような気がします。
狙撃の人とか、情報検索の人とか、役割分担みたいな部分は説明がなくても映像である程度わかるようになっていましたけれども。
攻殻機動隊という大きなシリーズなのである程度の知識を前提としているのかもしれませんけれども、「新劇場版」という冠なので、これから入ってみようかというご新規さんがいらっしゃったとしても、誰が誰だかわからない、みたいに戸惑いそうな気がします。

冒頭の、花のトンネルみたいなのが、ものすごく鮮やかで綺麗でした。