劇場版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION― 感想

映画「劇場版 HUNTER×HUNTER―The LAST MISSION―」を観ました。

原作未読。
テレビシリーズ未見。

何かのバトル大会がテロリストに占拠されるお話。

ひどいものです。
そもそもハンターという職業の位置付けをわかっていないのが問題なのかもしれませんが、あまりにもいろいろと杜撰ではないかしら。
特殊能力を使えるような人たちのバトル大会で警備が戦車と銃の軍人さんって、ハンター協会は人手が不足すぎやしませんか。

主人公さんの行動原理もよくわからず、バトル大会に出場した友人がボコボコにされたからって腹を立てるし、何かにつけてお前は俺が倒す〜的な感じだし。
かと思えば唐突に相手の力を受け入れようとして窮地に陥るし。
やたらと自信がありそうに見えるわりに、実際はそんなに強くもないですよね。

今どき、単純な腕力勝負というのも面白みに欠けますし、迫害されてきた弱者が復讐してきたからといってただ力で押さえつけるだけというのも虚しいし。
観音様と羅刹様のバトルくらいじゃないかしら、見どころは。
あとはやたらと男子同士で赤面しているくらい?

あ、三石さんは良いものです。

うーむ、原作の面白さは原作を読まねばわからないということかしら。

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