新劇場版 頭文字D Legend2-闘走- 感想

映画「新劇場版「頭文字D」 Legend2-闘走-」を観ました。
新劇場版 頭文字D Legend3 -夢現- 公式サイト

原作未読。

自動車事故は怖いです。
ぼく自身もちょっとやらかしたことがあって、あれ以来運転したくないです。
やだやだ。

という個人的な内情はさておき、自動車という題材はともかく、バトルものとしてのおもしろさは大きいです。
機体性能で優る相手をねじ伏せたり、ずるっこい相手を打ち負かしたり。
その上でさらに強敵が待ち構える第3弾へ向かうという、わくわくどきどき展開です。
熱い。

ギャラリーの人たちは目がいいのかしら。
駅伝とかマラソンを沿道から応援している人たちと類似なのかもしれませんけれども。
駅伝は、実家からはわりかし近くを走るので昔は見に行ったこともありましたけど、待ち時間の割りに、選手が通過するのはあっという間ですし、結局テレビ中継のほうがいいよね、みたいな感覚なのですが。

とはいえ、あんな非公式の暴走ではテレビ中継なんかあるはずもなく、あの兄弟がテレビカメラを持って追いかければいいんじゃね?、みたいな気持ちにはなりました。
神の視点たる「映画の観客」ならば、レースの全体像も、運転者の心情も知ることができますが、現地の崖の上でぼさーっと眺めていた人たちは、何をどのくらい見ることができたのかしら。
まあ、あの「場」を共有したい、その場に居たい、という気持ちなのかもしれませんけれども。
ああいう、集団で走る人たちは、運転しながら他の人が何を考えているのか推察しなければならないわけで、(限定的な意味合いでの)ニュータイプ能力に目覚めそうではあります。