映画「かぐや姫の物語」を観ました。
2回目。
やはりすごいというか圧倒されるというか。
あと、ひどいお話だなあ、と。
愚かな男にとっては、タケノコさんは手が届かない夢のような存在ということなのでしょうかなあ。
悲しいのは、単なる別離以上に、社会制度や文化しきたりのしがらみと折り合いをつけられない自我のやるせなさにでもあるのかしら。
そういう意味では、日本には古来からセカイ系の素養が備わっていたということかしら。
翁も相模さんも、高貴な方々も、みんなそれぞれに持っている「幸せ」像が異なっているのではないかしら。
タケノコさんに限らず、みんな生きている、ということで。
終盤の空中戦は、やはりそこはかとなく漂うえろす。
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