空の境界 未来福音 感想

映画「空の境界 未来福音」を観ました。

原作既読。のはず。
ほとんど記憶に残っていませんでした。

両儀式さんとコクトーさんのお話。
のはずですが、なんだか時系列が入り乱れてよくわかりませんでした。

前半は、たぶん、これまでの空の境界シリーズを振り返っていたのではないかしら。
浅上藤乃さんというお名前はなんとなく聞き覚えがある気がします。

後半は未来視の爆弾屋さんのお話。
もうひとりの未来視、瀬尾静音さんと、視点が複雑に交錯してややこしいです。
予測と測定と。
可能性の開かれた未来と、閉ざされた限定的な未来と。
含蓄があります。

式さんはほんと何でも切ることができるのだなあ。

お話としては、綺麗に締めくくったな〜と思ったらまだ続くのかよ、みたいな展開が繰り返されるのでなんだか疲れました。
ぶつ切りの短編集みたいな感じ。

それらがまた複雑に行ったり来たりしてるからややこしい。
日付と時刻が表記されていても頭が処理しきれません。
やれやれです。

ともあれ、明るい未来が組長さんってどういうことなのかしら、と思いました。