謝罪の王様 感想
映画「謝罪の王様」を観ました。
土下座を超える謝罪、謝罪の向こう側を目指すお話です。
いろいろな状況下における謝罪の仕方を勉強できます。
謝るって難しい。
相手が何を求めているのかを的確につかまなければなりません。
そんなわけで、基本的には喜劇ですが、所々、人情にうったえる部分があります。
親子の絆のあたりとかはぐっときました。
親を尊敬できる子って、よいものです。
登場人物が微妙に複雑に交錯して、あれとこれがそうつながるのか〜、というのが楽しいです。
よくできてます。
さらにお話は世界規模に拡大します。
異文化交流はたいへんです。
ただ、あれでは謝罪の向こう側というよりかは、単に言葉や文化が違えば謝罪の作法も違うよね、程度に思えてしまうのは少し残念かもしれません。
それでもあれだけ熱い総理大臣は見てみたいものですが。
あと、ナントカ国の人たちはほんとに外国の人かと思って観てましたが、あれ全部日本人の役者さんということなのかしら。
逆にエンディングで踊ってた人たちはなんだか日本人離れしていたように見えたから不思議なものです。
あれは唐突というか蛇足というか意味不明に思えました。
そんなわけで、謝罪ってニッポンの美徳なのかしら。
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