UN-GO 因果論 感想

映画「UN-GO episode:0 因果論」を観ました。

テレビアニメ「UN-GO」の、劇場版です。

原案本未読。



敗戦探偵・結城新十郎さんが手掛ける最初の事件と、謎の少年(少女?)因果さんとの出会い、ラスボス・別天王さんとの因縁が描かれます。

とくに、NPO「戦場で歌う会」の人たちとの触れ合いは、心温まるものでした。

彼らの歌いあげる歌の選択がまたたまりません。

少年期は、宇宙小戦争でしたか。

テレビシリーズでもOPだかEDだったかにも登場する由子さんは、重要人物だったのですね。

新十郎さんと因果さんとの関係も、テレビシリーズの印象とはずいぶんと変わってしまうかもしれません。

大きい因果さんとか、見方が変わります。

新十郎さんと因果さんとは、まさしく血を分けたかのような関係でありました。



それにしても、「戦後」という設定の「戦争」がどのように始まったのか、というあたりを描こうとしている、相当に核心に迫るお話だったように思います。

この映画を観ないでテレビシリーズだけを観ても、わからない部分が多すぎます。

ちょっぴり不親切な設計であるように思えます。

難しいものです。