アンパンマン
映画「アンパンマン」を観ました。
「もりのたから」と、「すくえ!ココリンと奇跡の星」の2本立てです。
「アンパンマンともりのたから」は、金太郎さんのお孫さん、キンタンさんが登場。
お祖父さんの金太郎さんの遺産を、ジャムおじさんに届ける、という使命を受けています。
その森の宝を奪おうとするバイキンマンさんたち一味。
壮絶な争奪戦が繰り広げられます。
森の宝の中身は、お祖父さんにちなんだもの。
それはともかく、森の動物さんたちに与えていいものなのか疑問が残りますが、そういえばあの世界では、動物さんたちはアンパンも食べるんでしたか。
本編の「すくえ!ココリンと奇跡の星」は、異星人のココリンさんが登場。
ココリンさんの星では、科学が発達していて、手を叩くだけで椅子が動いたり、いろんなことができます。
また、食べ物も、カプセルひとつでOK。
便利な世界です。
ただ、その便利さのために依存していたエネルギーが枯渇しかかっていて、彼らの生活に影が差し始めていました。
ココリンさんは、やんちゃ坊主ではありますが、星を救おうという気持ちは人一倍あります。
そんなココリンさんが、アンパンマンさんたちと出会い、ジャムおじさんにパンの焼き方を教えてもらったりします。
パン作りの手間の多さや、そこに込められた真心などを描きつつ、
一方では、ココリンさんの心の弱さにつけこむ狡猾なバイキンマンさんたち一味の策略があり、
アクション面の豪快さも、目を見張るものがあります。
昨今のエネルギー問題や、食の問題について、いろいろと考えさせられるようなお話だったのではないでしょうか。